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コード36 ページ44

藍沢side

白石に藤川の居場所がわかったと連絡が入り、エスカレーターを駆け上がる。

「白石!」

白石「藍沢、先生」

冴島と共にホワイトボードの前にっている白石に声をかける。

「藤川はどこだ」

白石「上平先生が知ってるの。最後、一緒にいたところにいるって。だから3人で行ってもらう。私は…ここに残って指示を出す。」

「あぁ、わかった。」

俺も荷物を新しくしないと器具がないな、と思いAのそばへ行く。

上平「あ、藍沢先生。」

振り返ったAを見て目を見張る。

ほ左腕ほぼ血に染まり、右のこめかみ辺りからも血が流れ出している。

上平「あー、ちょっと怪我しちゃいました。」

俺の目線に気づき、自己申告。

「おまっ、バカか!あれだけ無茶と無理はするなと言っただろう!しかもそれのどこが軽傷なんだ!なぜ止血しない!出血多量で倒れるぞ!」

思わず声を荒げる。

上平「止血する時間、もったいなくて。大丈夫。そんな簡単に倒れないよ。」

すでに顔面蒼白というのがふさわしいぐらいに白くなっている顔。

「顔、真っ青だぞ。」

上平「いいよ、別に。はやく藤川のところ行こう」

内心で焦りすぎて表面上は冷静になるAの性格。

そのまま行こうとする手を止める。

「お前、行くのか?」

上平「私がいなきゃ藤川のところ行けないでしょ!」

「・・・一つ約束しろ」

上平「なに、」

「オペはするな。手先を使うような作業はするな。頭もあまり動かすな。わかったな。お前が倒れたら誰よりも俺が困る。俺の癒しをとるな。」

上平「なっ、」

こんな時だというのに、なんてことをこいつは言うんだと顔が語る。

だが、頬を赤くするAもAだ。

「わかったな。」

上平「わ、わかったよ!・・・冴島先生!」

なかば強引に頷かせたが。

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設定タグ:コードブルー , 山下智久 , 藍沢耕作   
作品ジャンル:恋愛
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rrrr(プロフ) - あだ名?が空白になって文中表示されていないです。 (2018年8月3日 17時) (レス) id: 4886ac9ef5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかな - 連携プレーサイコーです!違うバージョンもぜひお願いします! (2017年9月30日 9時) (レス) id: f16fb0dea8 (このIDを非表示/違反報告)
ももじゅん(プロフ) - 名前変更が上手くいっていなくて、自分の名前と遥日が混ざってます!何箇所かあるので、よければ校閲をお願いします(人´∀`*)いきなりコメントすみません! (2017年9月28日 19時) (レス) id: eef8b7311d (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - のあんこさん» 男主の方も更新お願いします (2017年9月20日 23時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 更新頑張ってください。男主の方も更新楽しみです。 (2017年8月30日 16時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のあんこ | 作成日時:2017年8月2日 11時

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