コード３２ ページ40
藤川「･･･おっけ。助かったよ。ありがとな。」
なんとか搬送できる状態まで処置をし、救助隊に患者さんを預ける。
「いえいえ。他には？なにかある？」
藤川「いや、大丈夫だな。またなんかあったら呼ぶわ。」
「はーい。」
緋山「上平。ちょっと来れる？」
「あ、はーい。今いくよー」
緋山「ごめん、よろしく」
「･･･ではでは、また後で。」
藤川「おーよー。･･･あ、遥日ー。」
「･･･ん？」
藤川「無茶すんなよ！」
「藍沢先生にも言われたわ！わかってるって」
藤川「ほんとかよ〜」
笑いながら言う藤川を１発叩いてから走り出す。
藤川「気をつけろよ〜」
「藤川も！」
後ろにかかる声にそう返し、走る速度を上げる。
･･･えーと、緋山先生がいるのは、、、
もうちょいあっち…ん？
見覚えのある人影を見つけて足を止める。
「あー、戻ってきちゃったのかな。」
それは先ほど会った男の子で。
「おーい、危ないから…」
上に行っててね、と言おうとした私の目が捉えたのは、
崩落する天井。
「っ！危ないっ！」
頭が理解するのと体が動いたのはほぼ同時。
小さな体を抱きしめて小さく屈む。
地鳴りのような音が聞こえた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1062人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rrrr(プロフ) - あだ名？が空白になって文中表示されていないです。 (2018年8月3日 17時) (
レス) id: 4886ac9ef5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかな - 連携プレーサイコーです！違うバージョンもぜひお願いします！ (2017年9月30日 9時) (レス) id: f16fb0dea8 (このIDを非表示/違反報告)
ももじゅん(プロフ) - 名前変更が上手くいっていなくて、自分の名前と遥日が混ざってます！何箇所かあるので、よければ校閲をお願いします（人´∀`*）いきなりコメントすみません！ (2017年9月28日 19時) (レス) id: eef8b7311d (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - のあんこさん» 男主の方も更新お願いします (2017年9月20日 23時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 更新頑張ってください。男主の方も更新楽しみです。 (2017年8月30日 16時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のあんこ | 作成日時：2017年8月2日 11時
