コードブルー original

緋山先生の苦悩 ページ21

同刻

白石side

Aが買ってきてくれたリンゴジュースを飲みながら藍沢のは買ってきてないのか〜とか思ってたら。

上平「･･･あ、耕くんのもあるよ？ブラックコーヒーだけど。」

買ってきてるんかい！

藍沢「･･････ん」

しかも飲むんかい！

なんだよ藍沢。まったく。

デレデレしやがって。

Aのこと見つめちゃってさ！

どんだけ好きなんだっつーの！

上平「･･････飲む？」

出ましたー！出ました鈍感上平！

白石も鈍感だけど、Aもだいぶ鈍感だよね！

藍沢「･･････」

考えてる考えてる。

藍沢「飲む」

間接キスしたいだけですよねー!?

上平「飲むんですか!?オレンジジュースですよ!?キャラ崩れません!?」

Aー！！

素晴らしい、鈍感っぷり！

ひーちゃん、リスペクト！

藍沢「なんだそれ。飲んだらダメなのか？」

藍沢も藍沢で、ポーカフェイス崩さないねぇ！

上平「えっ、いや、全然！全然飲んでどうぞ！はい！」

藍沢「ん。」

あー！口角あげてやんの！

ちょっとニヤけてやんの！

白石「ねぇねぇ藍沢先生がオレンジジュースって珍しいね！」

ここにも鈍感がいたー！

緋山「違うんだよ、白石。あれは藍沢がAと間接キスしたいだけなの！」

白石「えっ！間接キス…？」

きょとんっていう効果音がつきそうなくらい不思議って顔をする白石。

可愛すぎか。

緋山「あー、、、白石にもいつかわかるよ。」

白石「･･･うん、そっか！」

にっこり笑顔ですね、白石さん…！

なんでAも白石もこう鈍感なんだろうか…！

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