【HQ×野崎くん】マネージャーは漫画家のアシスタントをしてました。【男主】

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布団を敷き、寝る準備はできた。

明日のマネージャーの仕事も確認して寝ようとした時、スマホの着信音が鳴る。


その相手は、野崎だった。



「野崎、どうした？」

「今大丈夫か？ネタができたか聞きたいんだが…」

「なんだ、それか……もちろん、すげーたくさん発掘することができたよ」

「さすがだな。じゃあ全て教えてくれ」



俺は今日起こったことをざっくり全て話す。


あまりこいつには言いたくなかったが、お姫様抱っこの件も教えてやった。



「…今日はこれくらいかな」

「そうか、ありがとな。また報告頼む」

「ん、教えてやったんだからちゃんと漫画にしてくれよ。

合宿終わったら、背景書きに行くから」

「もちろんだ、また今度な」



電話を切ると、孤爪がそろりと部屋に入ってきた。


まさかと思うが、聞かれてないよな？



「電話、してたんだね」

「え、まあ、うん………聞いてた？」

「……ちょっとだけ」

「マジか」



いやいやいやいや……大丈夫だ。

孤爪はただの世間話をしていたとしか思ってないだろ……多分。




「あの…七瀬川はさ、

なんか、俺らに隠してることでもあるの？」




…オワタ。

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