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「赤葦くんありがとう、助かったよ」

「ううん。また何かあったら呼んで」



赤葦くんを体育館まで見送ると、洗濯物を片付けようと両手で持ち上げる。

すると、後ろから厄介な声が聞こえてきた。



「七瀬川ーー!!せっかくだから練習見ていけよ」

「えー……」

「ちょっとくらいいいだろ!」



木兎先輩は俺のTシャツを引っ張って体育館へと引きずり込む。


俺の拒否権は全くないみたいだ。



「…俺忙しいんですけど」

「ちょっとだけだって!」



木兎先輩はコートに戻ると「赤葦頼むぞー」と笑顔で赤葦くんに声をかけている。


…ほんとに大変だなぁ、赤葦くんも。


黒尾先輩がサーブを打つとそれを木兎先輩が拾う。

そこから赤葦くんがトスを上げて木兎先輩は思い切りスパイクを打った。

灰羽と黒尾先輩がブロック跳んだものの、灰羽より木兎先輩の方が強かったみたいでボールはブロックを超えて落ちてしまった。


……これが、全国で5本の指に入るスパイカーか…


いつも見てるはずのスパイクだけど、改めて見ると圧倒されてしまう。


さて、木兎先輩は自主練に夢中みたいだし、俺はこの間にこっそり抜けよう。


そう思って洗濯物のかごを両手に持つ。

足音を立てずに体育館から出ようとすると、その直後に「七瀬川!!!」と黒尾先輩の声が聞こえた。


振り返って「何ですか」と言う余裕もなかった。

なぜなら、ボールが目の前にあったから。


すると、思い切りひっぱたかれたような音が耳に響いて、俺は後ろに綺麗に倒れた。



「なっ……七瀬川ーー!!」

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明日(プロフ) - ゴリゴリ君さんコメント、暖かいお言葉ありがとうございます!これからも頑張りますp(*^-^*)q (2017年6月4日 12時) (レス) id: 4927c314f4 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリゴリ君(プロフ) - なんて私得コラボ…!これからも楽しみに待ってます!頑張って下さい!! (2017年6月4日 12時) (レス) id: 306fccef78 (このIDを非表示/違反報告)
明日(プロフ) - 紅架さん» 紅架さんコメントありがとうございます!私も野崎くん好きな方に出会えて嬉しいです*\(^o^)/* (2017年5月7日 22時) (レス) id: 4927c314f4 (このIDを非表示/違反報告)
紅架 - 野崎くん達とコラボなんて…! 私も野崎くん好きなので嬉しいです♪ (2017年5月7日 19時) (レス) id: 04146746f4 (このIDを非表示/違反報告)
明日(プロフ) - まかろんさん» まかろんさんコメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです、安心しました!(o^−^o)これからも頑張ります。 (2017年5月7日 17時) (レス) id: 4927c314f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明日 | 作者ホームページ:http://twitter.com/asu_6021  
作成日時:2017年5月1日 23時

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