【HQ×野崎くん】マネージャーは漫画家のアシスタントをしてました。【男主】

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赤点コンビも無事に集合し、長い長い練習が終わった頃。

皆は自主練をしたり自分の部屋に戻ったりなど、自由な時間を過ごしていた。


俺らマネージャーは、夕食の準備と片付け、洗濯をしなければならない。

俺はこれから洗濯をする予定なのだが、音駒だけでなく他の高校の分も頼まれてしまった。

洗濯機がぶっ壊れてるらしいからわざわざコインランドリーまで行かなきゃいけないし、1番面倒な仕事だ。


しかし……この量を1人で持っていくには、2回くらいに分けて運ばないと無理だ。

あー、くっそ！
かっこつけて1人でできますなんて言うんじゃなかった！



「…くそ…誰か野郎を1人連れてくか……」



といっても、自主練してるやつがほとんどだし…どうするかなぁ。


誰か連れていく人を探すために体育館を覗くと、そこにはあの人がいた。



「あ……赤葦くん！」

「あれ、七瀬川。何してるの？」



きたきたきた。

1番手伝ってくれそうな優しいし人がきたぞ。



「コインランドリーに洗濯しに行くんだけど、量が多くて…手伝ってくれる人探してたんだけど…」

「ああ…もしかして俺らの分もある？どうせ白福さんたちが頼んだんでしょ。
俺手伝うから、一緒に行こう」



っしゃああ！！
さっすが赤葦くん！

優しい！イケメン！



「いいの？ありがと、赤葦くん」

「うん。男だとしてもさすがにいっぺんにこの量は運べないだろうしね。
さ、行こ」



俺らは両手に洗濯物の入った籠を持つと、すぐ近くのコインランドリーへと向かった。

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