♯ ページ4
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大「山田！」
「っ、」
その人は目を見開いて俺を見た。
やっぱり山田だ。
色々聞きたいことはある。
山ほどある。だけど、ここで立ち止まって話をしたら周囲にバレるだろう。
速足に山田を車の後部座席に押し込み、自分も運転席に乗り込んだ。
既に何人かは俺らの存在に気付いているようだ。
車の方に携帯を向けている人もいる。
急いで、車を発進させた。
それから駅前から離れ、住宅が並ぶ道の途中にあったパーキングに車を停めた。
後ろを振り返ると、俯いた山田の頭のてっぺんが見えた。
大「…なあ、」
涼「っいきなり何なんですか！」
大「えっ？」
顔も声も山田なのに、違和感を覚えた。何で敬語？
涼「ていうかあなた…、お前誰だし！いきなり引っ張ってきてさ！びっくりしたんだけど！」
大「……」
涼「なあ！聞いてんの？」
何だこれ、どうなってる。
大「お前、山田だよな…？」
涼「はい？確かに俺は山田だけど。山田涼介…、」
大「だよな！！じゃあ何言ってんだよ山田！俺のこと忘れたとか言うの！？有岡大貴だよ！」
涼「有岡…大貴…？俺、あんたの名前初めて聞いたんんだけど…」
え…？
大「ちょ、お前、なに…自分の名前言える？」
涼「さっき言ったじゃん。山田涼介だってば」
大「まじで言ってる…？え、記憶喪失か？」
は？何それ、何だそれ、何があった。
一昨日の朝までは普通だった。俺が仕事で一泊したら記憶が無くなっているって。
ありえないよな…、どうなんだ。
俺は医者でもなんでもないから分からない。
大「本当に俺のこと分からない？JUMPのことも？」
涼「JUMP…？」
色々問いかけても山田は首を傾げるだけだ。
それに自分のことニート家無しホテル暮らしとか言い出すし。ああ、ダメだ俺のキャパが超えた。
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みあ - 涼介可愛い♡めちゃくちゃいいお話ですね！ (2022年6月26日 14時) (
レス) @page22 id: 62c68153f0 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ssfkさん» こんにちは！いつもありがとうございます(o^^o)リクエストについてですが現在リクエストは受付停止中となっております。たまにTwitter経由で質問箱にて題材を募集していますが、そちらも現在停止しておりますm(_ _)m (2022年1月22日 13時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ssfk(プロフ) - いつも楽しく拝見していますがリクエストは募集されていますか？ (2022年1月19日 23時) (レス) @page10 id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2022年1月16日 19時
