♯ ページ44
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※あまり気分の良い内容ではございません。
深く考えずに読み進めることをおすすめします。
また物語を進める上で過剰に描写しているだけであり、
フィクションという事を念頭に置いて頂けますと幸いです。(作者)
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落ち着くのを待って、一つ一つ疑問を投げかけていく。
答えを繋げて分かった事は、山田が父親と接触したということ。
山田の両親は既に離婚していて、
父親と会うのも10年振りだったらしい。
母親と同じように山田をぞんざいに扱っていた人。
そんな人が山田に会ったら何をするかなんて想像出来る。
案の定、山田の父親は金をせびってきたらしい。
それがさっき山田のポケットから出てきた紙束の正体。
何十枚とあるお金は床に散らばっていて、脳裏によぎるのは“あの日の出来事”だった。
涼「…やっぱり、くるしい。お金で解決出来るわけじゃないって知ってるから。
母さんの時と同じように、さみしくなって、ぎゅってなって苦しかった…」
突然始まった暴力。
押し入れに閉じ込められたり、真冬の外に放り出されたり、冷水を浴びせられた事もあった。
両足を掴まれ逆さにし、振り回される。
灰皿が飛んできて頭に当たる。
部屋はタバコの煙でいっぱいで、少しでも咳をすると殴る。
笑うな、泣くな、動くな、声を出すな。
そう言われて息を殺して過ごす日々。
母親の方はまだ良かった。会話が出来ていたから。
機嫌が良い日もあった。
周りの目を気にして一緒に出掛けた事もあった。
だけど父親は違う。
酒癖が悪く、短気で癇癪をよく起こす。
機嫌が良くても自分の存在が視界に入ればたちまち鬼になる。
母親が手のひらで叩くなら、父親は拳で殴る。
会話をすることなんて叶わず、いつも一方的に暴力を受ける。
山田は言った。
父親は、恐怖の対象でしかない。
会いたくない、お金を渡したくない。
いけないことなんだと分かっていても、
恐怖の方が勝り逆らうという選択肢が無かった…と。
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アイノア・リカ(プロフ) - ききさん» 良かったです！！！是非是非宜しくお願いします！！！ (2021年8月18日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
きき - アイノア・リカさん» 見つかりました！ボツ集楽しく読ませていただきます！！ (2021年8月16日 8時) (レス) id: 52c4297a9f (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ゆりさん» フォローありがとうございます！元々無い語彙力がさらに低下してる没ネタ投稿ですが、是非お暇な時読んで頂けると幸いです！ (2021年8月15日 17時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - リカさんフォロー出来ました！Twitterの方では、ちょこちゃんと申します(^^)何度も聞いてしまい申し訳ありません。フォローさせていただきました。よろしくお願いいたします。 (2021年8月15日 17時) (レス) id: 3b937903f4 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ゆりさん» ID打ち込んだ後キーボードの『開く』を押す前に『@_Rika012_05さんを表示』と出てくる筈です…！説明が拙くて申し訳ないですがやってみてください…！(＞人＜;) (2021年8月15日 17時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2021年6月5日 10時
