♯ ページ22
それからというものの。
光「あー！山田そっちは食べちゃダメだから！冷蔵庫もおしまい！」
伊「あ、光待って。ソレも取り上げなくていいから」
光「はあ？」
伊「山田、ソレよりこっちの方が美味しそうじゃない？甘くてふわふわなんだよ〜？」
涼「んぅ……こっち」
伊「じゃあ交換しようね。はい、どーぞ」
冷蔵庫は開きっぱなし。
山田が食べようとするのを無理に止めずに、危ないものがあれば自然な流れで違うものをすすめてみる。
裕「ドア叩いちゃダメだよ？おてて痛いでしょ？」
涼「っ、やー！」
伊「あれー？楽しいことしてんじゃん。俺も叩いちゃお」
裕「え、ちょっと…何してんの」
伊「ほら裕翔もやろ？リズム刻むの好きじゃーん」
裕「…ドア叩くのはちょっと…、」
伊「楽しいのに。ね？山田」
涼「…ん、ふふっ」
視線は交わらないものの、俺の言葉に反応してか笑ってくれるようになった。
涼「ん〜っ、」
伊「あれ、今回はご機嫌ななめ？」
薮「ずっと泣いてんだよね」
伊「涼ちゃんどうしたの〜？」
涼「んっ、い…ちゃ…、」
伊「ん？そうそう。伊野尾ちゃんだよ〜。おぉ、どうしたどうした」
薮「何だよ伊野尾に抱きつきたかっただけかよ」
伊「え、俺をお求めだったの？それで泣いてたの？」
涼「ちゃん…」
俺を見つけるなり、ギュッと抱きついて来て。
何をするでもなくただただ俺の名前を呼んでいるだけだったけど。
それでも、今までとは違う変化が起き始めていた。
涼「…伊野尾ちゃん、今日も、」
伊「山田さ、これやめない？
俺はS Mプレイに興味ないんですぅ」
涼「なっ、……………なにそれ」
伊「趣味悪いってこと。
山田も嫌でしょ？抑制ベルト着けるの」
涼「…でも、」
伊「病気のことは無しにして。嫌じゃないの？」
涼「…………いや」
伊「じゃあ着けなくていいじゃん。着けなくて誰が困るの？山田？俺？
俺迷惑だなんて一言も言ったことないけど」
涼「……」
伊「ほらベッドに入って。あ、そっちじゃなくて、俺のベッドね。山田は壁際の方ね。
抱き枕って安眠効果あるらしいから。俺の安眠のために枕になってもらおうじゃないか」
涼「…なにそれ、ふふ」
久々に山田を抱きしめて眠った夜。
症状が出ることなく、朝を迎えることが出来た。
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アイノア・リカ(プロフ) - ききさん» 良かったです！！！是非是非宜しくお願いします！！！ (2021年8月18日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
きき - アイノア・リカさん» 見つかりました！ボツ集楽しく読ませていただきます！！ (2021年8月16日 8時) (レス) id: 52c4297a9f (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ゆりさん» フォローありがとうございます！元々無い語彙力がさらに低下してる没ネタ投稿ですが、是非お暇な時読んで頂けると幸いです！ (2021年8月15日 17時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - リカさんフォロー出来ました！Twitterの方では、ちょこちゃんと申します(^^)何度も聞いてしまい申し訳ありません。フォローさせていただきました。よろしくお願いいたします。 (2021年8月15日 17時) (レス) id: 3b937903f4 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ゆりさん» ID打ち込んだ後キーボードの『開く』を押す前に『@_Rika012_05さんを表示』と出てくる筈です…！説明が拙くて申し訳ないですがやってみてください…！(＞人＜;) (2021年8月15日 17時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2021年6月5日 10時
