♯ ページ7
薮「あらら、38度2分ね…かわいそうに」
伊「ねえ山田大丈夫なの？」
薮「風邪とかでは無いと思うからきっとすぐ下がるよ」
お医者さんみたいに診断する薮、すごい。
涼「…やぶ、ちゃ…」
薮「ん？どうした？」
涼「さむい…」
薮「寒いかぁ。この部屋暖房無いしね。
下に布団敷いてもらう？」
伊「あ、じゃあ俺準備してくる」
俺にはそれぐらいしか出来ることないからさ。
リビングにいた圭人にも手伝ってもらい布団を敷いた。
薮が山田を抱えて降りてきて、布団に寝かせる。
圭「山ちゃん、大丈夫かなぁ…。
この間の事といい何か山ちゃん可哀想なことばっかりだよね」
伊「まあねぇ…」
せめてもう少し免疫力上げてくれたらいいんだけどさ。
山田の熱は1日で下がったが、その後も何度か体調を崩す日が続いていた。
万全な日でも仕事が終わればぐったりで、いつも寝ている。
涼「ただいま…」
知「おかえり」
今日もまた、仕事を終え帰ってきた山田はどんより暗い表情で。
帰って早々ソファに寝転がる。
光「ご飯は？食べてきたの？」
涼「ううん。でも今日はいいかな…お腹空いてないし」
大「お前昨日もそれだったじゃん」
涼「朝は食べてるからいーの」
この原因不明の体調不良は寝れば回復される。
その為1日の中で1番元気なのが朝で。
確かに今朝も朝ご飯めっちゃ食べてたな。
でもそんな不規則な生活は絶対に良くないはず。
涼「伊野尾ちゃん、くま取って」
伊「え、あ…ハイハイ」
涼「ん。どーも」
山田お気に入りのくまのぬいぐるみを渡せば、
それをギュッと抱きしめて目を瞑った。
知「涼介、また具合悪いの？」
涼「今日は比較的良い方だよ。
ごめんな。変に心配かけちゃって。
俺もさ、分かんないんだよ。自分の体のこと」
山田の最後の方の言葉は涙声になっていた。
知「涼介？」
そんな山田の様子に知念が優しく声をかけた。
涼「………もうやだ…」
弱々しい声に山田を見ると、くまに顔を埋めて泣いていた。
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ciaociao(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにお待ちしてますね。 (2020年6月1日 20時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ciaociaoさん» リクエストありがとうございます！私も小さいverまた書きたいと思っていたので下書き完成次第お話にぶっこもうと思います(*^_^*) (2020年6月1日 10時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。リクエスト、に入るのかわかりませんが、小さい涼介くんのお話また読みたいです。 (2020年5月27日 11時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - paradeさん» リクエストありがとうございます！少々お時間頂きますが移行先の�イ能颪�せて頂きます！ (2020年5月26日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
parade - リクエストよろしいでしょうかっ…？JUMP皆で海の撮影の際、山田くんが奥の方までスタッフさんに連れて行かれ、溺れてしまう感じのお話お願いできますでしょうかっ…？助け役は泳げる人数名でお願い致しますっ…！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年3月13日 19時
