♯ ページ6
伊野尾side
事故の話を聞いた時は焦った。
病院で山田が目を覚ました時はなんだか泣きそうになった。
泣いているメンバーは数人いたけど。
そんな光景を見て俺はやっぱりこのメンバーでのJUMPが好きなんだなって改めて思った。
欠けなくて良かった。
.
「……いのちゃん、起きてる？」
伊「んえ？どうしたの」
涼「そっち行ってもいい？…寒くて…、」
伊「いいよ〜おいでー」
事故から3日経った夜。
山田と同室の俺はたまにこうやって山田と一緒に寝る。
あ、別に変な意味は全くないんだけど。
というより山田の中に“変な意味”という概念が存在しないんだけどね。
純粋ちゃんなのよ。
いつものように俺がベッドの端に移動して山田を招き入れると、
冷んやりとした空気が布団の中に入ってきた。
伊「冷たっ。お前、冷た過ぎじゃねぇ？」
涼「足も手も寒くて寝れないんだよね」
山田って冷え性だったっけ…？
寒いという山田の上に毛布を一枚追加して、身を寄せる。
伊「大丈夫？眠れそう？」
涼「んー分かんない。とにかく寒い」
抱きしめているのに中々温まらない体。
俺は十分に温かいんだけどな。
結局、布団をもう一枚追加してやるとようやく体温が上がってきたのか眠りについた。
逆に俺は眠れなくなってしまった。
ここまで冷たい体は3日前に触れた時の感触と同じで。
これ以上体が冷えたら死んでしまうのではないかと不安になる。
規則正しい呼吸をする山田に安堵しつつも、
寒くないように山田の体を引き寄せてギュッと抱きしめた。
次の日、寝苦しいくらいの暑さに目が覚めた。
伊「んん…………あっちぃ…」
なんでこんな暑いんだよ。
…あ、そっか。昨日は山田と寝たんだった。
伊「…山田？おい山田っ」
隣で眠る山田は大量の汗をかき、呼吸は苦しそうだ。
慌てて最年長である薮を呼びに行った。
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ciaociao(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにお待ちしてますね。 (2020年6月1日 20時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ciaociaoさん» リクエストありがとうございます！私も小さいverまた書きたいと思っていたので下書き完成次第お話にぶっこもうと思います(*^_^*) (2020年6月1日 10時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。リクエスト、に入るのかわかりませんが、小さい涼介くんのお話また読みたいです。 (2020年5月27日 11時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - paradeさん» リクエストありがとうございます！少々お時間頂きますが移行先の�イ能颪�せて頂きます！ (2020年5月26日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
parade - リクエストよろしいでしょうかっ…？JUMP皆で海の撮影の際、山田くんが奥の方までスタッフさんに連れて行かれ、溺れてしまう感じのお話お願いできますでしょうかっ…？助け役は泳げる人数名でお願い致しますっ…！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年3月13日 19時
