♯ ページ49
「個人差はありますが、治療が可能な疾患です。
とにかく今は安心させてあげるのを第一優先に。
本人の中にある不安を取り除いてあげる、自信を付けさせることが改善の近道です」
薬を飲んだり、カウンセラーを受けたり、
やり方は色々あるみたいで。
とりあえずは薬をもらって、様子を見ることを選択した。
薬を貰って待合室に戻ると、俺に気づいた涼介がぎこちないながらもニコッと笑った。
涼「薮ちゃんありがとう」
薮「いーえ。足は大丈夫？歩けそう？」
涼「大丈夫」
大泣きした後だから目は赤く腫れぼったい。
本人もそれに気づいていて、痒いのか何度か目を擦る。
薮「擦らないの。家帰って冷やしてもらお」
涼「んー…もう病院終わり？」
薮「終わり。薬も貰ったから」
涼「そっか。早く帰りたいな。
俺病院嫌い、人多いから」
薮「そうだね。車に行こっか」
涼介の体を支えながら車へ戻る。
車の中では待機組が揃っていて。
執拗に俺に「どうだった！？」と聞いてくる。
対人恐怖症のことは後で話すとして…
薮「打撲だよ。足は捻挫だけどね。暫くは安静にねって言われたよ」
伊「心の方は？」
薮「しーっ。それは後で話すから」
こういう時察しがいいんだよなぁ伊野尾って。
知「僕がおんぶして涼介のこと運んであげる」
涼「知念に重労働はさせない」
知「えー。じゃあ何かあったら大貴を頼るんだよ？
大貴なら涼介のわがままの10個や20個は聞いてくれるから」
大「20は多いって！」
涼「じゃあ俺ね、アイス食べたい」
知「僕も食べたい」
裕「あ、俺も」
圭「けーともー」
大「便乗してくんなよお前ら」
後部座席の方からは楽しそうな会話が聞こえてくる。涼介の声もしっかり聞こえることに安心した。
薮「アイス買って帰ろうか」
涼「アイスね、俺ね、31がいいなぁ。ポッピングシャワー好き」
伊「だって。大ちゃん。俺はキャラメルリボン〜」
大「あ、俺が買うの決定なのね」
涼「買ってくんないの？」
大「………今回だけな」
最近思うんだけど。
大ちゃん、涼介の財布と化してきてない？
知「わーありがとー大貴。僕バニラねー」
涼「知念のは俺が買う」
涼介が知念の財布っていうのは変わりないみたいだけど。
fin.
リクエストありがとうございました！
移行します！�イ把困い討襯螢�エスト消費していきます！
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ciaociao(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにお待ちしてますね。 (2020年6月1日 20時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ciaociaoさん» リクエストありがとうございます！私も小さいverまた書きたいと思っていたので下書き完成次第お話にぶっこもうと思います(*^_^*) (2020年6月1日 10時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。リクエスト、に入るのかわかりませんが、小さい涼介くんのお話また読みたいです。 (2020年5月27日 11時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - paradeさん» リクエストありがとうございます！少々お時間頂きますが移行先の�イ能颪�せて頂きます！ (2020年5月26日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
parade - リクエストよろしいでしょうかっ…？JUMP皆で海の撮影の際、山田くんが奥の方までスタッフさんに連れて行かれ、溺れてしまう感じのお話お願いできますでしょうかっ…？助け役は泳げる人数名でお願い致しますっ…！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年3月13日 19時
