♯ ページ24
涼「…薮ちゃん、帰りたい」
薮「ん。ちょっと待ってな？
とにかく。お前の言ってる事は意味が分からないし、涼介に嫉妬されても困る。
ましてやこの間の一件も完全に終わったわけでないのに接触してきている。
今日のことはしっかり報告させて貰うから。これ以上関わるんなら警察も呼ぶ」
薮ちゃんに手を引かれて、すぐに車に乗り込む。
マネージャーはその場から動く気配は無くて。
俺たちはすぐに駐車場を出た。
薮「大丈夫？」
涼「ビックリした…」
薮「まさか会うとはな。チーフに報告しとくから」
涼「また来たりしない？俺…会うの嫌なんだけど」
薮「そん時は俺やみんなが全力で盾になるから」
涼「……せっかく楽しく買い物してたのにな…」
一気にテンションが落ちた。
このテンションのまま家帰ってゲームしても、きっと二宮くんに見破られそうだな。
薮「どうする？アイスでも買いに行く？31とか」
涼「え？」
薮「アイス買って、食べながらドライブしよっか。
どっかお店入るのでもいいし。何でもいいよ？」
涼「…アイス食べる」
薮「おっけー」
優しいよね、薮ちゃんって。
俺の気持ちにすぐ気づいてくれる。
涼「ありがと」
薮「いーえ」
車を走らせて数分。
車通りが少ない片側二車線の左側を走っていると、
サイドミラーに映る車が気になった。
涼「後ろの車、変じゃない？」
薮「確かに。フラフラしてんな」
煽り運転…？
異様にフラフラ走行していて、左側と追い越し車線を行ったり来たりしている。
遠かった距離も徐々に近づいて来ていて。
さすがに危ないと思った薮ちゃんがアクセルを踏んで速度を上げ、距離を引き離そうとする。
しかしそれに合わせてなのか後ろの車も速度が速くなり、
俺たちの車に横付けしてきた。
そして、見えたんだ。
隣を走る車の運転席にいた人物の顔が、ハッキリと。
その車は突然、幅寄せをしてきた。
涼「薮ちゃん…っ」
だから俺は咄嗟に薮ちゃんが掴んでいるハンドルを左に大きく回した。
薮「涼介！！！！」
キキィイッ
ガシャンッ
そこからの記憶は無い。
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ciaociao(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにお待ちしてますね。 (2020年6月1日 20時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ciaociaoさん» リクエストありがとうございます！私も小さいverまた書きたいと思っていたので下書き完成次第お話にぶっこもうと思います(*^_^*) (2020年6月1日 10時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。リクエスト、に入るのかわかりませんが、小さい涼介くんのお話また読みたいです。 (2020年5月27日 11時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - paradeさん» リクエストありがとうございます！少々お時間頂きますが移行先の�イ能颪�せて頂きます！ (2020年5月26日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
parade - リクエストよろしいでしょうかっ…？JUMP皆で海の撮影の際、山田くんが奥の方までスタッフさんに連れて行かれ、溺れてしまう感じのお話お願いできますでしょうかっ…？助け役は泳げる人数名でお願い致しますっ…！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年3月13日 19時
