♯ ページ17
伊「山田のファンは絶対に離れていかないし、俺らも離れないから。
この記事がどこから流出したのかは分かんないけど。
今は堂々としておくべき」
大「そうだよ。俺が守るからさ。なっ？」
裕「大ちゃん、俺“ら”だからねー？」
高「山田にとって辛いかもしんないけど、みんなで乗り越えよう」
みんなの言葉に余計に涙が出てきた。
涼「…あり、がと…ッ」
雑誌取材の撮影は難なく終えた。
カメラを向けられることに一瞬、
恐怖を覚えて上手く笑顔が作れなかったりしたけど。
その度にみんなが俺のこと笑わせてくれて。
やっぱり俺ってみんながいないとダメなんだよな。
少しでも嫌なことを考えちゃうと、
勝手に潤んできてしまう瞳。
バレないように拭ったりしていたんだけど。
知「泣かないで涼介」
涼「……泣いてない」
結局はバレてしまう。
光「山田！今日の晩ご飯どうする？
いつも大ちゃんのリクエストだけどたまには山田の作りたいもの作ろうよ」
伊「俺、和食がいいな〜」
大「俺さ！山田の作ったナントカの煮付け食いたい！」
高「金目鯛な！あれ美味しかったよな〜」
薮「俺も一緒に作りたいな」
圭「薮くんはやめといた方が…」
光「俺が怒るよ？
ていうか俺は山田に聞いてんの！」
知「僕は何でもいいよ。
でも帰ったら涼介とゲーム対戦したかったな」
裕「ゲームだったら俺も参加したいな〜！」
多分、みんな気付いているんだろうな。
俺がごちゃごちゃ考えちゃってんの。
だからこそいつも通り接してきてくれているんだと思う。
涼「…金目鯛買わなきゃ」
高「帰りにスーパー寄る？」
涼「うん」
伊「ついでにアイスも買わなきゃな。薮ぅ、買って〜」
薮「自分で買え」
涼「…俺もアイス食べたいから、買ったげるよ」
薮「待って涼介のは俺が買ってあげるから。ハーゲンがいいかな？バニラ？イチゴ？」
大「…エコ贔屓だ」
光「薮にとって山田は知念に次ぐ甘やかす対象だからなー、しゃーない」
裕「俺も山を甘やかす人〜！ね、山〜？」
涼「…知らないよ。俺別に甘えねーもん」
知「僕にも甘えてくれないの？」
涼「お前は俺が甘やかすし。知念は何もしなくていーの。存在が癒し」
知「んふっ、だよね〜」
みんなのお陰で徐々に元気が出てきた。
まだ上手く笑えないけど。
みんながいるから明日にはきっと、
いつも通りに笑うことが出来ているんだろうな。
fin.
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ciaociao(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにお待ちしてますね。 (2020年6月1日 20時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ciaociaoさん» リクエストありがとうございます！私も小さいverまた書きたいと思っていたので下書き完成次第お話にぶっこもうと思います(*^_^*) (2020年6月1日 10時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。リクエスト、に入るのかわかりませんが、小さい涼介くんのお話また読みたいです。 (2020年5月27日 11時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - paradeさん» リクエストありがとうございます！少々お時間頂きますが移行先の�イ能颪�せて頂きます！ (2020年5月26日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
parade - リクエストよろしいでしょうかっ…？JUMP皆で海の撮影の際、山田くんが奥の方までスタッフさんに連れて行かれ、溺れてしまう感じのお話お願いできますでしょうかっ…？助け役は泳げる人数名でお願い致しますっ…！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年3月13日 19時
