♯ ページ49
山田の涙が落ち着いてきた頃。
高「みんなに顔見せに行ける？」
涼「………うん」
高「大丈夫だよ」
涼「…うん。おかえりって言わなきゃ」
高「そうだね(笑)」
無理にではあるがニコッと笑った姿に安心する。
山田と一緒に部屋を出て階段を降りた。
知「…あ、涼介…」
知念がいち早く気付いて視線を注がれる。
俺の後ろにいる山田は俺の服をギュッと握った。
高「俺が話すからさ。
光くん、悪いけど山田の指消毒してやって」
光「あ…おう。じゃあ…山田、和室行こうよ」
涼「……」
高「ほら行ってこい。化膿したら大変だから」
涼「…ん」
俺がみんなに話しやすいようにと光くんは配慮してくれて、山田を和室に連れて行った。
残ったメンバーにさっき聞いたことを話す。
大「そっ…っか。まあ大した怪我じゃなくて良かった！」
裕「うん…うん！そうだよね！」
圭「でも…やっぱり、山ちゃんが今まで傷ついてきた分は相当大きいものなんだね」
知「そうだけど、徐々に癒えてきてると思うよ」
伊「それが今回の結果だよね。
本当、大事にならなくて良かった」
薮「伊野尾の言う通り。
今日の件は高木が動いてくれたし、
涼介から何か言ってこない限り俺らは普通に接しようか」
そして少しして山田と光くんが戻って来た。
目が赤く腫れている山田は俺を見ながらだったけど、
小さく「…ごめん。…おかえり」と言った。
大「ロケで美味しかったチョコ買ってきたんだけど食べる？」
知「え、僕食べたい。涼介もこっちおいで？」
伊「俺もねぇ、超美味しかったパン買って来たんだ〜」
圭「…実は俺も。みんなに食べてもらいたくて」
光「じゃあ今日は飯作る必要ねーな。
出前も取っちゃう？」
薮「じゃあ電話してこよーっと」
知「ほら、涼介。ここ座ろ。
おじさん達がご飯買ってくれるって」
知念の誘導により、山田はソファに座った。
いつも通りにワイワイとする雰囲気に山田の気も軽くなったのか徐々に笑顔が見えるようになって来た。
涼「…伊野尾ちゃんが買ってきたパン美味しいね」
伊「だろ〜？巷で話題の行列パン屋さんにインタビューしたからね。めざましで出るよ」
涼「早起きしなきゃ」
裕「かーわーいーいー！伊野尾くんのこと観たいんでしょ？」
涼「違う。じゃんけんに勝ちたいだけ」
ムッとしながらもパンを頬張った。
どうなるかと心配さったけど、大丈夫そうだな。
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アイノア・リカ(プロフ) - いもさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがお待ち下さい！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがよろしくおねがいします！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ハニーさん» お久しぶりです！ありがとうございます！(*^^*)山田くんが仕掛人側のドッキリ面白そうですね！！絶対書きます！(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - おちびさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ち下さい(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - らんさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ちください(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年2月6日 14時
