♯ ページ33
高木side
お昼前に山田の部屋に入った時は驚いた。
てっきり寝ているもんだと思ったら、
ベッドの上で蹲りながら袋に顔を突っ込んでいて。
介抱しながら1階に行くと、伊野尾くんに怒られてシュンとして。
伊野尾くんの事嫌いとか言いつつもベッタリなんだけどな。
涼「雄也、アイスちょーだい」
高「はいよ」
小さく開けた口の中にアイスを入れる。
自分で食べないんかい、と突っ込む間も無く次をくれと言わんばかりに視線を向けられる。
涼「…んまーい」
高「それは良かった」
さっきまで顔色が悪かったけど、今はある程度赤みを帯びてきていた。
こっから熱上がんないといいんだけど。
半分程アイスを食べ終えギブアップした山田は、寒いと言いながらより一層伊野尾くんにくっついた。
伊「アイス食べたんだから寒くなるのは当たり前じゃん」
涼「伊野尾ちゃんもっとぎゅってして」
伊「……4歳児」
涼「え、何？」
伊「何でもなーい。高木、ブランケットもう一枚取ってくんない？」
高「持ってくるよ」
伊野尾くんが言いたいこと分かるよ。
山田って普段はツンツンしてるTHE・B型って感じの一匹狼タイプだけど、たまーにデレ期がやってくるんだよね。
今日の山田は何だか4歳児を彷彿させるような振る舞いだなぁ。
ブランケットを一枚追加すると徐々に温まってきたのか、ウトウトとしだす山田。
それに気づいた伊野尾くんは片手でケータイをいじりながら、片手で山田の背中をリズム良く叩く。
そうすると完全に目を閉じた山田から規則正しい呼吸が聞こえてきた。
完全に寝に入った証拠だ。
伊「寝た？」
高「寝た寝た。寝顔ホント綺麗だよな。写真撮っとこ」
伊「グループに送っといて。
んで俺この体勢そろそろキツいわ」
高「横にするか」
ブランケットごと山田を抱えてもう一個のソファに寝かせる。
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アイノア・リカ(プロフ) - いもさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがお待ち下さい！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがよろしくおねがいします！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ハニーさん» お久しぶりです！ありがとうございます！(*^^*)山田くんが仕掛人側のドッキリ面白そうですね！！絶対書きます！(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - おちびさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ち下さい(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - らんさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ちください(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年2月6日 14時
