♯ ページ16
涼「ありがと、みんなが居なかったら俺っ…」
泣き出してしまった山ちゃんの手をギュッと握る。
反対の手は知念が握った。
薮「元々あの新人の事は警戒してたのに……来るのが遅くなってごめんね？」
涼「んーん、俺がもっと早く言ってればよかったんだよ」
知「泣かないで涼介、」
涼「ごめんね、何か止まらなくて…っ、ちょっと…息もし辛い…」
それを聞いてすぐにナースコールを押した。
程なくして来た医者に訳を説明すると鎮静剤を打とうと提案した。
だけど山ちゃんはそれを拒否した。
涼「いやっ…何もしないで！」
光「大丈夫だよ？一瞬チクッとするだけだから」
涼「違うっ…俺、俺っ…、」
裕「やま？呼吸苦しくなっちゃう、ゆっくり息しよう？」
注射を打ってもらおうと山ちゃんの腕を固定するが、
もの凄い力で跳ね返される。
元々苦しそうだった息使いはさらに苦しそうになっていて。
出来れば早めに処置してもらってゆっくりしてほしいんだけど…。
涼「やめろっ…俺大丈夫だから…！ねえ…っ。
…ぃ、いのちゃ…っ」
泣きながら、山ちゃんは伊野ちゃんに向かって手を伸ばした。
伊「はい、みんなストーップ！一旦山田から離れよーか！
ね？山田、一回深呼吸しようか。
そしたら俺と話そう？」
涼「っいのちゃん…俺、俺ね…っ」
伊「大丈夫？喋れる？苦しくない？
注射が怖いの？」
涼「違う…！それしたらっ、みんな帰っちゃうから…」
伊「あーなるほどね。俺らがいなくなると思って怖かったんだね」
コクリと頷いた山ちゃん。
その拍子に涙が頬を伝った。
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アイノア・リカ(プロフ) - いもさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがお待ち下さい！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがよろしくおねがいします！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ハニーさん» お久しぶりです！ありがとうございます！(*^^*)山田くんが仕掛人側のドッキリ面白そうですね！！絶対書きます！(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - おちびさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ち下さい(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - らんさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ちください(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年2月6日 14時
