インフル ページ1
この時期はインフルエンザが大流行する。
人から人へ感染していく訳なんだけど。
どこから貰ってきたのか、初日から高熱を叩き出し、
嫌々病院に行った結果インフルエンザだと診断を出された俺。
高「ただいまー」
知「おかえり。どうだった？」
高「インフルだって」
知「あーやっぱり」
高「薬貰って、あと点滴もして貰ったよ」
知「点滴？大丈夫だったの？」
高「ギャン泣き」
涼「…泣いてねーし…ケホッ」
熱の所為で体温高めだったから生理的な涙が出ただけだし。
俺の意思じゃないし。
知「ひかが和室に布団敷いてくれたから寝なよ」
涼「ん…そうする」
怠い体に「あと少しだから頑張れ」と訴えて、
着ていた上着と帽子とメガネとマフラーを取る。
病院行く前に大ちゃんが着てけって、これでもかってくらい渡された防寒グッズ。…邪魔すぎる。
ジャケットは脱いだけど、中に着ていた厚めのカーディガンはボタン部分がキツくて上手く穴に通せない。
あとマフラー取るのめんどくさい。
ていうか動くのめんどくさい。
知「もー馬鹿。はやく脱ぎなよ」
知念に手伝ってもらって、ようやく身軽になった。
高「ほら早く布団入っちゃいな。
昼飯どうする？」
涼「…食欲ない」
高「じゃあお腹空いたら言って。用意すっから」
涼「雄也、料理出来るの？」
高「簡単なものならね」
…普段から作ればいいのに。
そしたら光くんの負担も減るのにさ。
なんて、忙しかったり体調崩したりであまり手伝えてない俺が言えた事じゃないけど。
和室に入りすぐに布団に潜り込む。
部屋は暖かいけど、布団はひんやりしていて気持ちいい。
高「氷枕いる？」
涼「……ん」
高「お前具合悪いとホント口数減るよな」
…当たり前だろ。
こっちは辛いんだよ！
高「え？睨んでる？目潤んでて全く効果ないんだけど」
涼「…はぁ。もういい」
高「飲み物も置いとくから。適度に飲んでね」
涼「…ありあと」
枕元に色々と用意してくれたみたいで、
和室を出て行く雄也の背中に向かって呟く。
あー…怠い怠い怠い。
怠いし、体の節々が痛いし、頭ガンガンだし。
最悪な状態だけど、自然と瞼は下がって行くもんで。
気づけば夢の中に引き込まれていた。
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アイノア・リカ(プロフ) - いもさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがお待ち下さい！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがよろしくおねがいします！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ハニーさん» お久しぶりです！ありがとうございます！(*^^*)山田くんが仕掛人側のドッキリ面白そうですね！！絶対書きます！(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - おちびさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ち下さい(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - らんさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ちください(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年2月6日 14時
