♯ ページ9
電話した方が楽だったかも、と少し後悔する。
もしかしたらスタジオにいるかも。
エレベーターは満員だったため、
階段を使って一つ下の階に降りる事にした。
そしてその時、
ドンッ
背中を強く押された。
あまりに突然のことに、考える暇もなく転がり落ちる。
頭を強く打ち付け、体の節々が痛む。
涼「……っ、」
ぐわんと揺れる視界の中、目線を階段の上に向ける。
俺を押したであろう人物はまだそこに佇んでいて、
俺と目が合ったのにも関わらずこっちをジッと見ている。
その口は笑っていた。
俺の脳裏にある光景が映し出される。
雨の日の、歩道橋で、落ちた日。
俺に付き纏っていたそいつは笑っていて。
その時の笑い方と、今俺が見ている笑い方が同じだった。
涼「……な、んで…、」
何で、どうして。
そう問いかけたいのに、漏れる声はとても小さい。
追いかけて胸ぐら掴んで問い詰めたいのに、
体が鉛のように重たい。
目を閉じちゃダメだ。
ダメなのに。
俺の意思に反して瞼は下がってくる。
視界にはもう、あいつの姿は居なかった。
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アイノア・リカ(プロフ) - いもさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがお待ち下さい！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがよろしくおねがいします！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ハニーさん» お久しぶりです！ありがとうございます！(*^^*)山田くんが仕掛人側のドッキリ面白そうですね！！絶対書きます！(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - おちびさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ち下さい(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - らんさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ちください(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年2月6日 14時
