♯ ページ43
体を揺すって起こすと、まだ眠たそうに目を擦ってぼーっとしている。
大「飯！出来たって！」
涼「………いらない」
大「昼は食べなきゃダメだろ」
涼「うるさい、黙れ、ばか」
悪口三拍子ときた。
寝起き最悪じゃね？
光「卵雑炊にしたんだけど。味薄めだし食べれるかなって」
涼「…後で食べる」
大「って言って食べないのがお前のセオリーじゃん」
涼「…うるさい」
大「とりあえずさ、座ろう？」
いやいや言う山田を無理やりダイニングの椅子に座らせる。
目の前に置かれた雑炊に、スプーンを持ったものの一向に手をつけようとしない山田。
光「食べれなさそう？」
涼「……うん」
大「朝も食ってないんだからさ、ちょっとは食べよう？」
涼「うるさい」
大「……めんどくさー」
ちょっとイラっとした。
…いやいや、落ち着け俺。
山田がこんなにも機嫌が悪いのは寝起きだからだ。
大「じゃあ俺先食おうかな。
あー、うまっ！お茶漬けみたいにサラサラ食えるわ！」
わざとらしく食レポしながら食べる。
チラッと隣の山田を見るとジーッと俺の手元を見ていた。
…今なら食べるかな？
雑炊をスプーンですくって山田の口元に持っていく。
すると、口を小さく開けて食べてくれた。
大「美味しいでしょ？」
涼「…うん」
大「もう一口いける？」
涼「ちょーだい」
高「雛鳥みてぇ(笑)」
光「でも食べてくれてよかったよ」
高木の言う通りに雛鳥のごとく、口に物が無くなると開けてスタンバる山田。
あー自分で食べる気は無いんですね、はいはい。
文句垂れてるけど、食べてる時の山田可愛いし役得でもある。
大「はい終わりっ。全部食べれたじゃん！」
涼「眠い、寝る」
大「おいおい食べてすぐに寝ると豚になんぞ」
高「それ言うなら牛じゃない？」
大「そうだっけ？」
俺らも食べ終わって、また午後ののんびりタイムが始まった。
山田は既にソファで横になっていた。
でも鼻水が邪魔をするのか、寝れていないみたいだ。
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アイノア・リカ(プロフ) - いもさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがお待ち下さい！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！少しお時間頂きますがよろしくおねがいします！(*^^*) (2020年3月14日 22時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - ハニーさん» お久しぶりです！ありがとうございます！(*^^*)山田くんが仕掛人側のドッキリ面白そうですね！！絶対書きます！(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - おちびさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ち下さい(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - らんさん» リクエストありがとうございます！更新まで今暫くお待ちください(*^^*) (2020年3月9日 15時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2020年2月6日 14時
