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「和?」


背中から、Aが俺を呼ぶ声が聞こえた。




どーする?
振り向いたら、男と二人で立ってたら


そんなの、俺のプライドが許さないわけ。





振り向くのを躊躇していたら、



ガタン!!!


なんだ!!


床に何か硬いものを投げた様な音がしたぞ!!






パタパタパタ…






「かずぅー。」




長くない廊下を走る音がして、いきなりAが背中に抱きついてきた




「もー、びっくりするじゃない。寝ようかと思ったら、玄関から変な音がするんだもん。怖かったけど頑張って様子を見に来たら、和がいるんだもん。」


Aの腕が肩から前に回されて、首筋にキスするみたいにしがみつく


『あっ、いやっ…まあな…。』



なんて答えていいやら…

しどろもどろの俺





「来るんなら連絡位してよぉー。」


後ろから抱きついていたAが、クルッと前に回り、


「来てくれてありがと。」


そう言って、また抱きついてきた。






ヤベェ…

なんだよこれ…

可愛すぎるだろ…

この人、こんなキャラでしたっけ?





顔がデレッってしてきたから、
思わず手のひらで鼻と口を隠した




イヤイヤ…

騙されないですよ



だって、
さっきベッドルームに誰かと入ってったでしょ



俺とこうしている間に、
隠れさせてんじゃない





そうはさせませんよ




抱きついているAを引き剥がし、
俺はベッドルームへと向かった



☆10→←☆8



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さく(プロフ) - のんちんさん» ふふふ〜。ありがとう〜。今日から、連載中のを頑張りま〜す( ´ ▽ ` )ノ (2014年9月27日 7時) (レス) id: 7b4e1ba174 (このIDを非表示/違反報告)
のんちん(プロフ) - 面白かったよ~((o(^∇^)o)) (2014年9月27日 5時) (レス) id: dc28e1b519 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 和真さん» きゃー(≧∇≦)ごめんね、ごめんねー。そんな事とはつゆ知らず、コメ欄をログインユーザーだけにしてました。9月になったので、通常営業ですー。良かったら、またいつでも来て下さいな。この次は翔さんのネタが無いか探してます。ヒントなんぞあればよろしくねー。 (2014年9月11日 10時) (レス) id: 7b4e1ba174 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - お久し様ですッ!忘れてます!と言われても言い返せはしない...(号泣)ログインしてないんですもの、しょうがない。と納得してくれたら嬉しいッす。『最後の〜』の番外編とか知らないで読んでましたけど「ヒロミ?う?(・・?)」と思ってました。気まぐれに更新待ってます (2014年9月11日 5時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - のんちんさん» お待たせ〜( ´ ▽ ` )ノ (2014年9月10日 12時) (レス) id: 7b4e1ba174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆さく☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hiro2215  
作成日時:2014年8月20日 1時

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