10:『人間の気持ち』 ページ11
__4年後
ミカは逞しく成長した
Aと変わらなかった身長も大きくなった
剣もAが教えなくとも、素早い動きで敵を攻めていった
何もかもが完璧に育った
たった4年間の吸血鬼暮らしで
ミカはA、ラクス、レーネとよく行動するようになった
主にAといる時間が多い
でも、今回のミカは1人の行動をしていた
''外''の世界で化け物が暴れ出して人間が一斉に逃げ出す
それを建物の上からラクス、レーネ、A、ミカが見下ろしていた
走っている最中1人の少女が転けた
少女の目の前まで化け物が近寄る
その時少女の後ろからミカが歩いて来た
さっきまでA達といたミカが
ミカは剣を出して茨に血を吸わせた
ミカは圧倒的な強さで少女を助けた
「助かった…これで俺達も大阪みたいに守ってもらえる」
人々は喜びに溢れた
そんな中その喜びを消す一言を言い放った
ラクス「誰が家畜を守るかよ…飼うの間違いだろ」
A達はミカに歩み寄った
ラクス「しかし君は強いなぁ、クルル・ツェペシ様の血を飲んで吸血鬼化したって聞いたけど…」
ラクスは皮肉っぽく言う
ミカはその言葉に顔一つ変えずにこの場を立ち去ろうとした
ミカ「手柄は君たちの好きにしていいよ…行こA」
背を向けながらAの名を呼ぶ
Aはミカの後ろからついていった
ラクス「ミカってAには優しいし、甘いよね」
レーネ「好きなんだろ…ほら行くぞ」
ラクス「好き…ねぇ」
少し不敵な笑みを浮かべながら瓦礫の上に立ったラクス
レーネ「この地は吸血鬼が守り支配することになります、皆さんの安全を保証する代わりに血液の提供をお願いすることになります」
人間に報告するレーネ
嫌々そうに隣に立つラクス
『なんで女の子を守ったの？』
ミカ「守ったんじゃない…犠牲を出すのが面倒だったんだ」
『そ、そっか(それを守ったっていうんじゃ…)』
ミカは心優しい
吸血鬼なった今でもやっぱり…
___人間の気持ちを考えてしまう
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結女 - すみません,質問よろしいですか？ この際,聞いちゃいます ミカは,夢主ちゃんと優一郎君どっちが大切な人なんですか？ (2015年12月13日 17時) (携帯から) (
レス) id: fe5a9bba92 (このIDを非表示/違反報告)
冬獅子 - いえ、此方こそいきなりで失礼しました(苦笑) (2015年12月8日 22時) (レス) id: 03026b5adb (このIDを非表示/違反報告)
冬獅子 - お話読みました！いきなりで失礼ですが、一瀬中佐の名前は、紅蓮ではなくグレンですよ！ (2015年12月7日 23時) (レス) id: 03026b5adb (このIDを非表示/違反報告)
歩未@黒バステツ君・終わセラミカ、阿朱羅丸大好き(プロフ) - ミカに質問です。夢主ちゃんのどーゆーところが好きなんですか？ (2015年12月7日 22時) (レス) id: d80d27525f (このIDを非表示/違反報告)
結女 - 初めまして,私結女(ゆめ)と申します。 この作品面白いし,凄くﾄﾞｷﾄﾞｷします！ 更新頑張って下さいね (2015年12月5日 23時) (携帯から) (レス) id: fe5a9bba92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2015年11月29日 15時
