最終話:『約束のキス』 ページ19
『な、なんて言う？』
ミカ「良いんじゃない？大人の階段を上ってま」
『ば、ばかっ』
ミカが言い終わるまでにAが言い放った
そんな恥ずかしい事を言える筈がない
そんな顔になった
『い、行こ』
ミカの手を掴み部屋を出た
ミカは自分の手を引いているAの背中を見て微笑んだ
そしてゆっくりと抱き締めた
ミカ「・・・ずっとこの幸せが続けば良いのに」
『・・・え？』
ミカ「いつか人間も吸血鬼も敵に回して戦わなければならない」
『・・・・うん』
ミカ「人間の敵になれば優ちゃん達を裏切る。けど
吸血鬼の敵になればAと僕と一緒にいた都市防衛隊のラクス達を
敵に回すことになる」
『・・・・うん』
ミカ「僕が人間側か吸血鬼側どちらの味方になっても」
『・・フフッ、私はどんな時も味方だよ』
ミカ「本当に？・・・捨てないでね」
そう言うと子供のようにAを抱き締めた
Aはミカの背中に手を回した
絶対に離れない
絶対に裏切らない
絶対にこの愛を燃やし尽くさない
『愛の力は何よりも強い、私はミカが世界一好き！』
ミカ「僕も、愛してる」
世界を敵に回しても
この愛は消えない
約束のキスを
-----END-----
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サラ(プロフ) - ものすごく面白かったです！！！！ (2022年7月25日 20時) (
レス) @page20 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
優美 - この作品、イイ！愛夢瑠さんすごすぎる！ (2018年2月27日 13時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - りんごさん» レス遅れてすみません！好きと言ってもらえて感激です！有難う御座います！ (2016年8月16日 23時) (レス) id: d770693431 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品すごく好きです！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2016年1月25日 17時
