77:『言葉にならない』 ページ18
シノア「もう夜も遅いですし、寝ましょうか」
シノアは飲んでいた紅茶を持ちながら
三葉と一緒に食器を片付けに行った
与一や君月、鳴海も別室に向かい寝る準備を始めた
吸血鬼だからと言って寝ないわけにはいかない
少しよろめいていたAをミカが抱き抱え
3つある別室のうち、誰も使っていない別室に向かった
『ん・・・ミカ?』
ミカ「ん?どうかした?」
『ううん、なんでもない。おやすみ』
ミカ「うん、おやすみ」
直ぐにふさいだAの瞳に
ミカは優しくキスを落とした
・
朝目を覚ますと体が熱く感じた
理由はAはミカに強く抱き締められていたから
『ミ、ミカ!』
恥ずかしくてミカの胸元を軽く叩く
するとうっすら目を開けたミカ
徐々に現状を理解したミカは目を見開く
そして急いで起き上がった瞬間
『えぇ!?』
ミカ「ぅわっ‼」
あまりにも大きい衝動でミカは倒れた
そして倒れた先にいたのはAだった
ミカはAに馬乗りしてしまった
『あ、ぅ・・・』
恥ずかしさで声が出せないA
ミカ「えぇっと・・・」
喜ぶ状況なのか退くのか混乱中のミカ
その時だった
急に開いた扉の前にシノアが立っていた
シノア「そろそろ起きてーー・・・」
何かをいいかけたが
何も言わずにへやをでていった
___恥ずかしさで、言葉にならない
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サラ(プロフ) - ものすごく面白かったです!!!! (2022年7月25日 20時) (レス) @page20 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
優美 - この作品、イイ!愛夢瑠さんすごすぎる! (2018年2月27日 13時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - りんごさん» レス遅れてすみません!好きと言ってもらえて感激です!有難う御座います! (2016年8月16日 23時) (レス) id: d770693431 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品すごく好きです! (2016年7月31日 0時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年1月25日 17時