76:『笑い溢れる』 ページ17
ミカの黒い服から首筋が出た
飲みたい……それは血が飲みたいという意味だった
ミカはそれを察して別室へ移動した
Aはゆっくり首筋に牙を近づけ噛んだ
ミカは声を少し漏らしたがその後は必死に耐えていた
快楽に耐えるのは辛いだろう
Aは早く飲んで終わらせようとした
ミカ「・・っ・・A、我慢しなくて良いよ」
そう言って首元にあるAの頭を撫でた
すると少し飲む量を増やす
ミカ「ん……あ、ぅ……」
量を増やしたと同時に声が漏れる
そしてAはミカの首筋から退き口元を拭った
そして申し訳なさそうにミカを見た
『ミカ……、色気あるよね』
ミカ「・・・え？」
『いや、ごめん。なんか吸ってる時に思っちゃって』
ミカ「Aだって・・・」
『？』
ミカ「・・・なんでもない、部屋に行こうか」
と言うと部屋へつながる扉を開ける
すると物が落ちたように扉越しで音がした
勢いよく開けると優が扉に頭をぶつけた
ミカ「ごめん優ちゃん！……ってなんでここにいるの？」
優「だってシノアが……」
シノア「あわわ、ち、違いますよ！みっちゃんが！」
三葉「はぁ⁉私に振るな！」
『・・・シノアちゃんなんだね』
笑みを漏らしたAだったが目が笑っていなかった
ミカ「A・・・怖い」
『！…だってだってミカのあんな色気のあるシーンを見たら惚れちゃうでしょっ⁉』
ミカ「そこなの⁉」
『そこだよ‼』
___笑い溢れる日だった
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サラ(プロフ) - ものすごく面白かったです！！！！ (2022年7月25日 20時) (
レス) @page20 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
優美 - この作品、イイ！愛夢瑠さんすごすぎる！ (2018年2月27日 13時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - りんごさん» レス遅れてすみません！好きと言ってもらえて感激です！有難う御座います！ (2016年8月16日 23時) (レス) id: d770693431 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品すごく好きです！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛夢瑠 | 作成日時：2016年1月25日 17時
