74:『牙跡』 ページ15
入浴タイム
小屋には古びた木のお風呂があった
お湯を入れればなんとかお風呂になるだろう、と
Aも服を脱ぎシノア達のいるお風呂に入った
結構大きなお風呂で2人余裕で入れるぐらいだった
小柄なシノアとAならもう1人誰か入れるぐらいだ
シノア「Aさんって本当、お美しいですね」
『そ、そんな!シノアさんの方が』
シノア「シノアで良いですよ。いえいえ」
三葉「吸血鬼とお風呂に入るなんて貴重な時間だな」
『あははは、本来ならば殺してますけどね』
笑顔で言うものだから背筋が凍った
三葉は顔を引きつらせながら体の泡を落とす
シノア「そう言えば!ミカさんとは如何ですか?」
『順調だと思うよ。地上に出てからあんまり話せてなかったから分からないけど』
シノア「あっはぁ、Aさんって本当可愛いですね〜、ねみっちゃん」
三葉「私に振るな!……まぁ、顔立ちといいスタイルといい女の憧れかもな」
『いえいえ、三葉ちゃんも十分可愛いですよ』
その笑顔は女でもキュンとする無邪気さだった
シノアは思わずAに抱き付いた
君月『おーい、Aの服縫い終わったから置いとくぞ』
『あ、ありがとうございます!』
そう言うとお風呂から上がった
___鏡にはミカの牙跡が見えた
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サラ(プロフ) - ものすごく面白かったです!!!! (2022年7月25日 20時) (レス) @page20 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
優美 - この作品、イイ!愛夢瑠さんすごすぎる! (2018年2月27日 13時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - りんごさん» レス遅れてすみません!好きと言ってもらえて感激です!有難う御座います! (2016年8月16日 23時) (レス) id: d770693431 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品すごく好きです! (2016年7月31日 0時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年1月25日 17時