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70:『心』 ページ11

優「ミカー、食材とか持ってる?」


ミカ「優ちゃん馬鹿?あ、馬鹿だったね」


優「おい、殴るぞ」


与一「まぁまぁ」


君月「ミカの言う通りだ。吸血鬼が血以外の食材を持ち歩いてる訳ないだろ」


優「・・・だよな」


言い返せない優は静かになり自分の鞄から缶詰を出した


荷物整理の時に偶々装備されていた予備食品だった


男子はなんやかんやで話し込んでいる最中


シノア『ミカさーん!ヘルプでーす!』


シノアの助けの声が聞こえた


直ぐに立ち上がり別室に向かう


そしてノックをすると直ぐにドアが開きそして閉ざされた


ミカ「なんだ」


三葉「いや、着替えは問題ない」


シノア「私たち洗濯をするのでAさんを部屋に運んで欲しいんです」


ミカ「分かった、布の上に寝かしとく」


そう言うと首の下と足に手を通して持ち上げる


軽々の持ち上げるとその場を去った


シノア「見ました?お姫様抱っこ」


三葉「あれは相当ラブラブな恋人だな」


女子達は少し盛り上がった


との頃男子


優「君月ってなんでも出来んだな、服が段々繋がってく」


与一「そりゃ布と布の間で糸を縫ってるんだから」


優「・・・俺でねぇーからな」


ミカ「不器用なんだよ」


優「・・・否定はしねぇー、ミカは昔っから器用だよな」


与一「そうなの⁉優君とは真逆だね」


優「俺に対しての侮辱か?おい」


ミカ「楽しそうだね、この状況で」


と言うとAの腹の上に手を置いた


そしてゆっくり上下に動かした


まるで寝かしつけるように


君月「(慣れてる手つきだな)」


与一「(ミカ君面倒見いいんだなぁ)」


鳴海「(そう言えばこの女は?)」


優「(ミカとAってそういえば、恋人だな)」


ミカ「(A早く起きないかな)」


___心の中で呟いていた

71:『音』→←69:『新しい生活』



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サラ(プロフ) - ものすごく面白かったです!!!! (2022年7月25日 20時) (レス) @page20 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
優美 - この作品、イイ!愛夢瑠さんすごすぎる! (2018年2月27日 13時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - りんごさん» レス遅れてすみません!好きと言ってもらえて感激です!有難う御座います! (2016年8月16日 23時) (レス) id: d770693431 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - この作品すごく好きです! (2016年7月31日 0時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年1月25日 17時

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