転生したら、疑われました4【約ネバ】

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『おい！待てって…！！』





俺はまた攻撃を仕掛けようとするガヴェンの首根っこを掴み、一度戦いを中断させる






『急ぐ必要は無い、一度落ち着け



焦っても勝ちの可能性が減るだけだ』





「っ……はい、、申し訳ありません……」






今日はピーターの計らいで、多くの兵が出兵している上に足止めを食らっているはずだ





戦況が更に不利になる前に、早くこの化け物を始末しなければならない






「貴様らには無理じゃ。諦めよ。


どちらにせよ先にある運命はﾀﾋひとつであるぞ」






コツコツと歩みを進めてくる女王





『本当にそうかな？女王。


俺は大公だけじゃない。多くの貴族を食らってきた



全ては女王、お前を殺.すためだ』






「はっ、そこいらの雑魚の貴族共を食らったところでたかが知れておろう」






俺はこの日、まだ1度も試してこなかった手段に出ることにした





初の試みである上、現実と向き合う覚悟が必要である挑戦であったために、本当はするつもりがなかった




だがやはり、女王は強かった







『仕方がない…』






俺は懐からある液体を取り出し、それを飲み干す





それは形質変化を促進する特殊な薬だ





これもあの煙も、ガヴェンの長年の研究の成果であった






俺は自身の姿を大公から、本来あるべき姿に戻そうと体全体に精神を張り巡らせる






そう易々と準備させるつもりもない女王は、すぐさま刃を振るってくるが、勿論ガヴェンがそれを防ぐ







『悪い、しばらく任せる』




「上等です」









自分の体に変化が起きているのが分かる





全身の細胞が、神経が、本来の正しい形へと戻っていく









「ほう……これは」






そう、この時、この瞬間、俺は本当の意味での鬼になった








『これが、俺の本来の姿だ。改めて、断罪を始めようか、女王』







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戦闘描写むずっ



文章で表現するの予想以上に難しい……

21.王→←.

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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