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すると、突然ドンが吹き出し、大声で笑い出す
ド「何深刻に話し始めるかと思ったら……アハハ！ないないないない！！」
ノ「でも塀に門扉…出ていった兄弟達から手紙の一つも来ないのも…」
ド「またまたぁ！で、オチは?一体コレなんの遊び?」
ドンがそう笑いながら聞いても場は重く静まるばかり
ド「ちょっ……え?待ってじゃあママは?」
エ「悪い人に私達を売ってる…」
ド「は?バカ言え！！ふざけんなよ…あんなに優しい……
取り消せエマ！！」
ドンがエマに問い詰める
ギ「ドン。ハウスのこと、ママのこと大好きなエマが嘘つく理由ない」
ギルダがそう言うと、ドンは口をつぐむ
ギ「それにね…変だと思ってた……あの日…エマとノーマンが門へ行って…」
ド「えっ」
ドンがノーマンの方を見ると、ノーマンがこくりと頷く
ギ「いつもの二人なら、たとえ規則を破ってもすぐに正直に謝って元通り……
なのに謝るどころか二人には口止めされるし、ママは本当“罰ゲーム”みたいなお手伝いさせてくるし…
エマすぐどっか行っちゃうし、なんかすごく真剣だし、どんどん聞けなくなっちゃって……うっ」
こらえきれなくなったのか、涙を流してエマの胸の中で泣き始めるギルダ
エ「ごめんね…ごめんギルダ……」
『成る程……人身売買…ね』
黙ってるのもなんかあれだったから、とりあえず何かしゃべることにした
『最近エマ達がこそこそしてたのはそのことだったんだ……でも、それなら内側から開かない格子窓とか、門とかの制限があったのも頷ける』
なんだかレイからの視線が熱い気がするのだが気のせいだろうか
ギ「見たの?エマは。コニーも売られていったの?悪い人に…」
ノ「ああ……でも間に合わなかった」
ギルダの問いに対して返したのはノーマンだった
『あの時の“間に合わなかった”はリトルバーニーじゃなくてそっちの方だったわけか』
俺の言葉にまた頷くノーマン
ド「えっ待ってコニーまさか…無事なんだよな?大事ないんだよな！?」
ノ「分からない」
ド「そんな…何だよそんな……！！」
エ「ここから逃げて、コニー達助けにいこう！！全員で一緒にここから逃げよう！！」
エマが真剣な目でそう言い切る
するとノーマンが何か紙を取り出した
ノ「証拠になるか分からないけれど、ここ数日でレイとエマに調べてもらったみんなのスコア」
「「スコア?」」
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - 初見朧さん» 有難うございます！こうして続編に繋げることができたのは、読んで下さっている皆様のお陰です！本当にありがとうございます！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - 初めまして、初見朧です。遅くなりましたが、完結おめでとうございます！約ネバ好きとして、楽しく読ませていただきました。続編も頑張ってください！ (2020年5月6日 8時) (レス) id: 2c57213a78 (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - あやめさん» あれ嬉しすぎてにやけが‥‥よし、続き書こう←チョロい (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - すややさん» なんとありがたいお言葉.........！！そのお言葉だけで更新がんばれます！本当に感謝の限りです(泣) (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嬢症鬼龍 | 作成日時：2020年3月7日 17時
