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イ「あぁ、そういえばA。早速一つだけお願い聞いてもらっていいかしら」
『うん。いいよ。内容によるけど』
危険だったら即却下
イ「近いうちにシスタークローネがあなた達に鬼ごっこに誘うと思うから、その時にあなたも参加してくれないかしら」
げ……あの戦いに参加しろと……?
これは…危険……だよな………?？
『………その目的は?』
イ「シスタークローネに私の子供たちの優秀さを教えるためよ」
やっぱりね……
……まぁ別にいっか
参加しなかったらクローネに目つけられるかもだし
『いいよ。勝ってきてあげる』
イ「ふふ…そう、ありがとう」
ただノーマン達とどう接するべきか……はぁ
.
.
そのまた翌日____
皆が強化された鬼ごっこに参加している中、木陰で本を読んでいるレイの隣に俺は腰をおろした
強化された鬼ごっこというのは、脱獄のための訓練をするためのものである
レ「…珍しいな。この時間帯に寝てないなんて」
『あのなぁ……はぁ、もう何も言わないよ……』
ちょっと俺に対する認識が酷すぎないか…?
レ「どうしたんだ?」
『……いや、最近レイ達とまともに話してなかったからさ』
レ「お前が避けてるんだろ」
『あ、バレてた?ははは』
もちろんそのことも理由の一つ
ただ、もう一つの理由がある
それは、保険
内通者であるレイにだからこそ効く、俺が味方でないことの存在証明
レ「なんで、避けるんだ?」
『関わりたくないから』
レ「嘘だ」
きっぱりと否定され、少し口をつぐんでしまう
レ「………お前…何か隠してんだろ」
…やっぱり既に疑われてたか
『……そんなこと言うレイこそ、隠してることあんだろ?スパイさん』
レ「なっ……」
すると、イザベラがこちらへ歩みよってくる
イ「あら、今日は一人で読書じゃないのね、レイ」
レ「……まぁね」
イ「みんなは?」
『たぶん、森で鬼ごっこだよ』
俺はゆっくりと立ち上がり、ズボンについた砂を払い、木の上へと登る
『じゃ、俺はここで寝てるから。なんかあったら起こして』
レ「結局寝るのかよ…」
……さてと…これでレイは迂闊に俺を味方に引き入れることが出来なくなったはず
まぁ上出来だな
問題はこの後
そう、恐らく今日クローネが仕掛けてくる
俺はどう動くべきか……
……とりあえず寝よう
.
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - 初見朧さん» 有難うございます！こうして続編に繋げることができたのは、読んで下さっている皆様のお陰です！本当にありがとうございます！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - 初めまして、初見朧です。遅くなりましたが、完結おめでとうございます！約ネバ好きとして、楽しく読ませていただきました。続編も頑張ってください！ (2020年5月6日 8時) (レス) id: 2c57213a78 (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - あやめさん» あれ嬉しすぎてにやけが‥‥よし、続き書こう←チョロい (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - すややさん» なんとありがたいお言葉.........！！そのお言葉だけで更新がんばれます！本当に感謝の限りです(泣) (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嬢症鬼龍 | 作成日時：2020年3月7日 17時
