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レ「……本当に帰ってきたな」
『当然。俺の感覚が外れることはそう滅多にないからね』
レ「………。」
自慢気に言ったけど、父親の血のお陰なんだよね
するとレイがスッと寄りかかっていた壁から離れ、廊下をランプで照らすようにしてエマ達に近寄る
レ「おかえり。どうだった?」
ノ「………間に合わなかった」
こちらには目もくれず、廊下をずんずんと歩いていくエマ達
レ(手ぶら?)
レイがこちらに目を向けてくるが、俺はとぼけたようにさぁ?、とジェスチャーした
…………ここからが勝負だ。
ここからが。
なるべくいつも通り振る舞い、尚且つ脱獄には一切触れない
このラインをキープしておかなければ……
エマ達の脱獄を、成功させるために…
もし想定外の出来事が起きても、いざとなれば俺が犠牲となってでも助け出す
なんなら、能力を使ったっていい
なにがなんでも、成功させてやる
レイが2人に着いていく中、俺は一人、決意を固めていた
.
.
_____翌日
朝の鐘の音が施設内に響き渡る
なんだか今日は早く起きることが出来た
同じ部屋で寝ているレイにものすごい目で凝視される
レ「え……あれ?…朝の幻覚…?」
レイが自身の目をごしごしとこすりながら、何度もこちらを見てくる
『失礼だな！?現実だよ！…おはようレイ』
レ「お、おう。おはよう」
さてと…今日も頑張りますかっと
背伸びをしながら、俺はこれから起こるであろうことを思い浮かべ、決意を固めた
その後は、いつものように食事、テストを終わらせ、今は自由時間に入っていた
エマ達はまた鬼ごっこをレイはいつもの木の下でまた本を読んでいる
まぁエマとノーマンは今後の方針について話すのに集中しているようだが
そして、俺もまたいつものように木の上でのんびりと過ごしていた
もちろん鬼ごっこには参加していない
ふとエマとノーマンがいた場所を遠くから確認してみると、既に姿を消していた
原作通りに進んでいるならば、今は塀の方へと向かっているはず
そして今頃、ハウスの警備についての思考をめぐらせている頃だろう
そのままぼーっとしていると、自由時間の終わりが近づいてきたため、
木から飛び降り、集合場所へと向かうことにした
.
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - 初見朧さん» 有難うございます！こうして続編に繋げることができたのは、読んで下さっている皆様のお陰です！本当にありがとうございます！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - 初めまして、初見朧です。遅くなりましたが、完結おめでとうございます！約ネバ好きとして、楽しく読ませていただきました。続編も頑張ってください！ (2020年5月6日 8時) (レス) id: 2c57213a78 (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - あやめさん» あれ嬉しすぎてにやけが‥‥よし、続き書こう←チョロい (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - すややさん» なんとありがたいお言葉.........！！そのお言葉だけで更新がんばれます！本当に感謝の限りです(泣) (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嬢症鬼龍 | 作成日時：2020年3月7日 17時
