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ノーマンside.
ついに決行だ。
僕は爆発音を聞いて慌てる研究員の隙をついて逃げ出す。
ヴィンセント「さあ行こう！」
途中でヴィンセントとも落ち合い、
真っ先に治療室へ向かう。
ノーマン「スミーは！？」
ヴィンセント「分からん、ただあの人はそう簡単に死なない」
僕らは走りながら爆発音に紛れて廊下を走った。
そこで知った、この施設の闇。
僕はある一室を見て顔から血の気が引いた。
口元を抑えその衝撃に目が離せない。
ノーマン「酷い…」
ヴィンセント「…この子たちはもう意識すらない。
ほっておこう」
品種改良の為、人の形状をもはや保ってない。
僕は拳を握りしめその子達にごめんねと言って廊下をまた走る。
まずは治療室へ。
僕たちは治療室へ行くが…
ノーマン「いない…！？」
ヴィンセント「なに！？」
その治療室は、ただ瓦礫に埋もれて誰もいなかった。
ただあったのは空になったベット。
僕らはそれを見て目を見開く。
あのスミーが助けたがっていた子がいない…？
スミーがもうすでに…？いや、そんなはずはない。
ヴィンセント「逃げ出したのかもしれん。
助ける。まだここら辺にいるはずだ」
ノーマン「ああ、行こう！」
僕らは治療室から出てあの子を探す。
まずいな、爆弾はまだある。
爆発に巻き込まれる可能性も出て来る。
はやく助けださないと、間に合わなくなる。
とも思っていた時、
ドォンッ__！！
ノーマン「うっ…」
ヴィンセント「大丈夫か」
近くで爆発が起きた。
揺れる体をヴィンセントが支えてくれる。
彼も品種改良された身。
これくらいどうってことはないのだろう。
僕はありがとうと言って人影を探した。
ヴィンセント「！、いたぞ！！」
ノーマン「！！」
手分けして探し出して、ヴィンセントが見つけたらしい。
僕は瓦礫を乗り越えヴィンセントの方へ向かった。
そこには床に倒れている女の子。
服ももうボロボロで動く気配もない。
きっと炎の煙にやられたんだ。
僕は急いで近づいてその子の体に触れた。
と、同時にその特徴的な髪の毛を見て目を見開く。
まさか…
ノーマン「A…？」
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菜々美(プロフ) - この作品良すぎて涙出てきたわありがとう作者、、、 (9月11日 23時) (
レス) @page43 id: 8f4a0109ee (このIDを非表示/違反報告)
７4 - 20ページのバイヨン卿視点のお話に出てくるレウウェス様、多分お名前間違えてるかと…。レウウィス様だったと思います…。このお話大好きです、まだ読んでる途中ですけど…めっちゃ好きです…！！ (2022年7月1日 11時) (レス) @page20 id: 104d8d46f2 (このIDを非表示/違反報告)
(^▽^)/ - とても面白かったです (2019年12月7日 14時) (レス) id: fe1c8c1f22 (このIDを非表示/違反報告)
消しかす(プロフ) - 雪さん» そう言ってもらえると嬉しいです！恋、かもしれませんね…！ (2019年4月13日 21時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ああーー、、、この作品が好きすぎて胸がキュッって痛くなる、、、。これは、まさに、恋、、、？！ (2019年4月13日 1時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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