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ノーマンside.
いつもと変わらない日だった。
起きて、食べて、テストして。
そう、変わらない毎日のはずだった。
スミー「やあ、君がノーマンだね？」
ノーマン「あなたは…？」
ある研究員が廊下を移動する際、話しかけてきた。
微笑むその姿に少し警戒したけれど、
僕を連れてきていた研究員も、彼の仲間だと告げた。
最初は何かの罠じゃないかと思っていた。
でも違った。
この人達は…ミネルヴァさんの支援者だと言ったのだ。
スミー「時間がない。
手短に話そう」
この人の要件はこうだった。
脱獄を加担する代わりに絶対に助けて欲しい子がいると。
その子は農園からやってきた子で僕とおんなじ、
脱獄を考えている子らしい。
だけれどその子は近々大きな実験で、
危険な状態になるかもしれない内容らしい。
その子が実験が始める前にここから脱獄をする。
そう言った。
スミー「私以外にも支援者はいる。
彼らになんでも聞くといい」
ノーマン「！」
スミーはそう言って僕にルービックキューブをくれた。
スミーは急いでいるので、と言い廊下を走って行ってしまった。
僕はもらったルービックキューブを見つめた。
変哲も無いルービックキューブだ。
僕は試しにルービックキューブを動かした。
いや、中に何か入ってる。
僕は１つのブロックを壊して中を覗いた。
これは…
ノーマン「紙切れ…？」
___________
______
__
貴方side.
「…」
実験、かあ…
近々大きな実験。
いつやるのか、どんな実験なのかも知らされない実験。
私は拳を握りしめた。
何も出来ない自分。
ただひたすら薬を打たれる自分。
「…もう終わりだ」
私はそう言って目の前で笑う自分を見つめた。
ごめんねスミーさん。
こうでもしないと実験は中止しないと思うから。
思い通りにさせるもんか。
私は操り人形じゃないんだぞ。
私は、人間なんだ！！
私は目の前にある鏡を両手で、
バリィン___！！
叩き割った。
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菜々美(プロフ) - この作品良すぎて涙出てきたわありがとう作者、、、 (9月11日 23時) (
レス) @page43 id: 8f4a0109ee (このIDを非表示/違反報告)
７4 - 20ページのバイヨン卿視点のお話に出てくるレウウェス様、多分お名前間違えてるかと…。レウウィス様だったと思います…。このお話大好きです、まだ読んでる途中ですけど…めっちゃ好きです…！！ (2022年7月1日 11時) (レス) @page20 id: 104d8d46f2 (このIDを非表示/違反報告)
(^▽^)/ - とても面白かったです (2019年12月7日 14時) (レス) id: fe1c8c1f22 (このIDを非表示/違反報告)
消しかす(プロフ) - 雪さん» そう言ってもらえると嬉しいです！恋、かもしれませんね…！ (2019年4月13日 21時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ああーー、、、この作品が好きすぎて胸がキュッって痛くなる、、、。これは、まさに、恋、、、？！ (2019年4月13日 1時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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