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「まず鬼の弱点は一つ。
ここよ、目の奥の核に当てれば鬼は再生せず死ぬ」
私はそう言って自分の目と目の間を指差す。
ドンとギルダは座って私の話を聞いてくれた。
ただ…
「でも1人で倒そうと思わないでね。
1人の行動がチームワークを崩す。
大切なのは連携をとって素早く殺す」
私はそう言って目を細める。
ドンとギルダはそれに少し怯えるようにビクッとする。
私はそれに気づいてハッとして微笑んでみせた。
「聞きたいのはそれだけ？」
ドン「！…一つだけある」
私は誤魔化すように言えば、
ドンは思い出したように口を開いた。
私は首を傾げなんでも言ってと笑う。
ドン「なんでそんな俺らによくしてくれてんだ」
私はそれを聞いて目を丸める。
ドンとギルダが聞きたいことは…それなの？
でも至って2人の顔は真剣で。
…そっか。私が何か企んでないかとか、
疑っているんだ。
そりゃそうだよね。
だって私は見ず知らずの大人。
それに食料だって制限がある。
「…君達がいい家族だから」
私はそう言って微笑んだ。
その言葉に嘘はない。
「…私の家族も君達のようにいい家族だった。
だから守りたい、今度こそ。
…君達は私達のようになって欲しくない」
私はそう言って真剣な瞳で2人を見つめた。
「…オジサンもきっとそう思ってくれる」
私はそう言って微笑んだ。
ユウゴは本当はいい人なのよ。
ギルダ「…ごめんなさい。
疑ったりして」
「ううん、疑う事はいいと思うよ。
この世界ではね」
私はそう言って苦笑いする。
そしてランプの明かりを強めた。
そのランプを持って私は扉を開けた。
「さ、もう寝ましょう。
食堂へ戻ろう」
私はそう言って笑えばギルダもドンも笑ってくれた。
少しは歩めた…のかな。
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あまね(プロフ) - 終わってる (2023年1月26日 20時) (
レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きずっと待ってます！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page32 id: 8441e4cc3e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪 - 約ネバの夢小説の中で1番好きです。ずっと待ち続けます。 (2020年11月19日 23時) (レス) id: a8aec2e377 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月10日 7時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
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