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ギルダ「そ、れは…」
ギルダは案の定迷っている。
私は微笑んでギルダを見るけれど、
ドンがスッとギルダの前に出た。
ドン「それはできねえ!」
「どうして?知りたいのでしょう?
ここを壊されたら貴方達も住む場所がなくなるの。
お互い、安全に行こう?ね?」
私はそう微笑むけれど2人とも戸惑っている。
私はそんな2人に目を細める。
さあ、どうするの?
でも…
ギルダ「…ごめんなさい。それはできない」
「…」
私はそれを聞いて手を下ろした。
…よっぽど、エマとレイが大事なんだね。
私がユウゴを思うように、
この2人も思ってる。
その起爆装置はエマとレイの命の代わり。
それを簡単に手放すはずがないよね。
「…そう」
私は微笑む。
そんな様子の私にドンとギルダは顔を見合す。
ギルダとドンはあまり口につけてないコップを置いて立ち上がった。
ギルダ「夜遅く、ごめんなさい」
そう言って出て行こうとする2人に私は待ってと声をかける。
2人はその声に足を止めた。
「座って。教えてあげる」
ドン「え…でも」
案の定戸惑ってる。
私は戸惑う2人に苦笑いする。
大丈夫。起爆装置はもういらない。
だって2人は生きて帰るもの。
起爆される心配ももはやない。
だってあの2人はみんなに愛されてる。
そんな2人が簡単に死ぬはずない。
ユウゴだって、きっと大丈夫。
「起爆装置は持ってて構わない。
その装置はきっと使う日は来ないと思うの」
私はそう言って持っているコップを机に置いた。
2人は戸惑っているけれど、私の言葉に2人は顔を見合わせた。
私は足を組んで微笑んだ。
さあ、まだ紅茶はあるのよ。
「鬼の殺し方…教えてあげる」
お茶会をしましょう?
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お気に入り700人突破ありがとうございます…!
全然気付きませんでした…こんなにいてくれたなんて…
本当にありがとうございます!
まだまだ未熟ですが頑張ります!
917人がお気に入り
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あまね(プロフ) - 終わってる (2023年1月26日 20時) (レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きずっと待ってます! (2023年1月6日 20時) (レス) @page32 id: 8441e4cc3e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪 - 約ネバの夢小説の中で1番好きです。ずっと待ち続けます。 (2020年11月19日 23時) (レス) id: a8aec2e377 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです!! (2020年9月3日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです!続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます! (2020年8月10日 7時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
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