- ページ21
「いい？私から離れてはダメよ」
アンナ「うん…！」
私たちは、食料調達のため外へと出る。
連れて行くメンバーはギルダ、アンナ、イベット、だ。
本当は私1人で行く予定だったけれど…
ギルダ『お願い、私たちも連れてって…！』
『…ダメ、危険すぎる』
アンナ『お願い、私達も…役に立ちたい！』
そう言われては仕方ない。
その思いはとても分かるから。
私はモニタールームを見て回りに誰もいないことを確認する。
そして背中に自分用の銃を背中に持つ。
他の3人は弓を持っていた。
外へ出ると一気に森の方へ走る。
3人とも遅れをとっているけど、ちゃんとついてきている。
ここ一体は鬼もあまり近づかない。
ここで練習かな。
私は銃を下ろして3人に忠告した。
「エマからほとんど教わっていたみたいだし、
あまり口出しはしないけど…鬼に出くわしたら逃げて。
手を出してはダメ。分かった？」
イベット「う、うん…！」
私の忠告に少しビビってる3人。
大丈夫、私があなたたちを守るから。
私はそう意味を込めてわしゃっと3人の頭を撫でた。
風向きを確認し、森を見渡す。
「…ほら、見て」
私はそう言って地面を指差した。
そこには無数の足跡。
それを見ると3人とも顔を青ざめた。
イベット「ま、まさか…」
「ううん、鬼じゃない」
私はそう言ってその足跡を辿るように歩いた。
3人とも恐る恐る私についてくる。
うん、やっぱり。
「この足跡は猿だよ。
猿は食べ物の在り処を知ってるから、
追いかければ大体食料は見つかるよ」
私はそう言って上を指差した。
その上には猿が木の実を摘んで食べている。
その光景を見て3人ともわあ…と声をもらす。
すると猿は木の実を落としてくれた。
私はそれを見て上を見上げて微笑む。
「さ、拾おう。
手伝ってくれる？」
ギルダ「もちろん！」
3人ともいい子で、丁寧にそれを拾い上げる。
私も拾ってカゴの中に入れる。
途中途中、キノコや薬草を見つけカゴの中にまた入れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 917人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「約束のネバーランド」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - 終わってる (2023年1月26日 20時) (
レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きずっと待ってます！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page32 id: 8441e4cc3e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪 - 約ネバの夢小説の中で1番好きです。ずっと待ち続けます。 (2020年11月19日 23時) (レス) id: a8aec2e377 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月10日 7時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
