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ユウゴ「…あいつらに誓ったんだ。
お前だけは死なせねぇって」
「自分の身は自分で守れる。
お願い私も連れてって」
私はそう言ってユウゴの服を掴んで見上げる。
でもユウゴは顔の表情を変えない。
ユウゴ「ダメだ。
お前は行かせない。
ここでガキどものお守りでもしとけ」
ユウゴはそう言って私の手を振り払って、
背中を見せた。
私はそんなユウゴに眉を寄せる。
心配で仕方ないんだよ。
私もあの時誓った。
ユウゴを死なせないって。
なのに…
ユウゴ「…今度はなんだ」
「…」
私はユウゴのコートを掴んで、出て行こうとする足を引き止めた。
ユウゴは私の方なんか見てない。
冷たい声。ユウゴ、変わっちゃったね。
寂しいよユウゴ…これじゃあまるで独りになったみたい。
それが私を守る為だとしても、そんなの嬉しくない。
ユウゴは、ユウゴでいて欲しかった。
「絶対…生きて帰って。
5日以内帰らなかったら迎えにいくから」
ユウゴ「…ああ、それまでに帰る」
私はコツンとユウゴの背中に頭を預ける。
いつの間にこんなでかくなったんだろう。
私はギュッとユウゴのコートを握りしめる。
目を閉じれば思い出す。
あの悔しい思いを。
自分をどれだけ憎んだか。
自害しようかとも考えた。
でもユウゴ、貴方がいたからここまで頑張れた。
心の支えになった。
もしあいつらに捕まったりでもしたら…
ユウゴ「心配すんな、絶対に生きて帰る」
するとユウゴは振り返って私の頬を撫でる。
でも私は眉を寄せてユウゴを見上げる。
ユウゴを信頼してないわけじゃない。
「…約束だよ？」
私は、貴方がいないとダメなの。
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あまね(プロフ) - 終わってる (2023年1月26日 20時) (
レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きずっと待ってます！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page32 id: 8441e4cc3e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪 - 約ネバの夢小説の中で1番好きです。ずっと待ち続けます。 (2020年11月19日 23時) (レス) id: a8aec2e377 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月10日 7時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
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