片付けすると何かが起こる ページ6
いつも通り、今日も夜になり童磨がAの屋敷にきた。そして、Aを見て笑顔で抱きつこうとする
「A来たよ!!ただいまー!!」
『いやただいまは可笑しくない?残念ながら此処は童磨の家では無いんだよね。お引き取りくださーい』
抱き締めて来ようとする童磨を避けるようにAは寝室の襖を閉めようとする。
「待って待って!!冗談だから閉めないでおくれよ!!来て早々酷いなぁ俺泣いちゃうよ!?」
『…チッ』
「盛大な舌打ち!!」
酷いよA〜なんて言いながら閉めようとしていた襖を開けて寝室に入った。寝室には灯り一つで本を読んでいたAがいて入ってきた童磨の方を見て嫌そうな顔をする
『人が折角本読んでたって言うのに、不法侵入してくるしさぁ…そろそろ家賃でも払ってもらおうかな』
「え!!住んでもいいの!?わー!それは嬉しいなぁ!!幾ら??幾らでも払うよ!!」
『うわッ、そういえば此奴教祖だからお金あるんだ…前言撤回。払わなくていいから住まないで』
「えー、駄目なの??」
『駄目』
けちーと言いながらAに抱き着き肩に顔を埋めてぐりぐりとする
『(最近抱き締めて来るの多いな…というか毎回じゃ…??)』
そんなことを思いながらもA自身抵抗はしない。鬼にそこまで心を許していいのか、と思うがあまり気にしていない様だ。
しかし、何かしようとすると即座に殺されかねないので童磨もあまりしない(5回に1回はする)
例)押し倒す、接吻未遂など
一通り抱き締め終わり童磨は顔を上げた
すると、丁度目線の先に何かがある
「ねぇA。あの袋の中に入ってあるやつってなぁに?」
『ん?袋の中??』
「ほら、あれ!」
童磨指を指す方向を辿りAも見る。そして、思い出したかのように声を上げた
『あ、忘れてた!!』
その袋の中には大量の調合器具が入っている
思い出しただろうか
これは、蝶屋敷の帰りに買ったものである。
買ったはいいが、帰った途端童磨に殺されそうになり片付けは無理。その後また今度でいいやと考え、調合室ではなく寝室に置きっぱなしにしていた為忘れていた
因みに、童磨とほぼいるなら分かるんじゃ…と思う人もいるかもだが最近調合室で過ごすことが多くてすっかり忘れていたのだ
『(えー…今思い出しちゃったよ…片付けなきゃだ。でも面倒臭いな…)』
ちらっと童磨を見てどうするか決めようと思ったが1つ思いついた
『ねぇ!ちょっと手伝って!』
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紫雨(プロフ) - 名前変えました。戦国星光→紫雨(しう)です!よろしくお願いします! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ミックスジュースさん» コメントありがとうございます!いつか投稿できるように準備していきます! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - コメ&リク失礼します!童磨と夢主ちゃんとあかざの絡みが見てみたいです。投稿頑張ってください!応援してます(*´∀`*) (2020年11月19日 5時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - ムクロさん» ありがとうございまぁぁぁす!童磨いいですよね…!私の最推しです!もう顔が好き… (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - カイムさん» リクエストありがとうございまぁぁす!童磨の技アニメだったら絶対綺麗だと私は思います! (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2019年9月18日 0時