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「…」ニコニコ
『…』
現在自分の上に乗っかって屈託なく笑い、問い詰めてくる鬼が目の前にいます。兎に角圧がすごい
助けて(白目)
『え…っと…』
「早く話してくれるかな?俺もずっと待ってられないよ??」
そう言いながら何処から出したか分からないが武器である扇をパラッと広げて口元を隠す
ひぇ…
『(あッこれはもう返答次第では首が飛ぶ…!!)』
命の危機を感じ話そうと思って声を出そうとすればもう遅く、童磨は扇を閉じてそれでAの顎を持ち上げる
「やだなぁA。そんなに焦らすの好き?仕方ないなぁ、俺は優しいから質問してあげよう!答えてね?」
顔はいつものように笑っているが目が全く笑っていない
完全に脅されている。
「Aは誰かと付き合ったことあるの?」
『…まぁ昔1回だけ』
「へぇ…俺は初耳だなぁ」
『まぁ聞かれなかったし…』
「ふぅん…」
その会話のあいだあいだに入る、へぇ…とかふぅん…って何!?!?恐怖でしかない
本当の本当に今日は私の命日かもしれない。みんな今までありがとう。氷華Aに明日はありません。さようなら…
「A、何考えているの?そんなに余裕たっぷりなんだ?へぇー」
『ご、ごめん…(棒読みが怖い…!!)』
「まぁいいけどねぇ。じゃあ次だよ!付き合おうと言ったのはAの方?」
『いや、それは違うよ。なんか街歩いてたら相手に一目惚れされて死ぬほど付き合ってくれって懇願されたから、まぁ私も人生経験も必要かなって思って付き合ってみたんだよ。まぁ一瞬で別れたけど』
「…なるほどねぇ」
そうしてまた黙り、2人の間には沈黙が流れる。その沈黙を破ったのは童磨の方だった
「…じゃあどこまでされたの?」
『え…?それってどういう事?』
そう言うと、心底驚いた顔をする
「えー、分かんないのかい?例えばねぇ、こうやって手を繋いだり…」
童磨は自身の手をするりと滑らせ、自然の流れで私の手を取り指を絡ませて布団の上に押さえつける
「抱き締められたり…」
仰向けで押し倒されている私の上に童磨は覆いかぶさり、手を繋いでいない腕で頭を抱えられて少し抱き締められる
「あとは…」
『待って…!もう分かったから顔近い…!』
これ以上続けられてしまったら色々失ってしまうので全力で阻止した
しかし、童磨は早く答えて欲しいのか顔をさらに近づけてきた
「そう?分かったなら早く言っておくれよ」
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紫雨(プロフ) - 名前変えました。戦国星光→紫雨(しう)です!よろしくお願いします! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ミックスジュースさん» コメントありがとうございます!いつか投稿できるように準備していきます! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - コメ&リク失礼します!童磨と夢主ちゃんとあかざの絡みが見てみたいです。投稿頑張ってください!応援してます(*´∀`*) (2020年11月19日 5時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - ムクロさん» ありがとうございまぁぁぁす!童磨いいですよね…!私の最推しです!もう顔が好き… (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - カイムさん» リクエストありがとうございまぁぁす!童磨の技アニメだったら絶対綺麗だと私は思います! (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2019年9月18日 0時