自分で掴む (ページ6)

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ノ「＿で当然レイにも(・・・・)、Aにもあるんだ。“戦略”ってヤツが

　ある(・・)どころかレイやAは僕なんかよりずっと策士だよ」

レ「オイ、買いかぶんな」

『私、そんなの全然考えたことなかったよ』

レ「ま、Aだからな」

『どういう意味💢』

ノ「じゃあ逆にどうやっていつも逃げてるの？」

『え？いや、普通に』

エ「その普通(・・)で私は捕まってるんだよ！」

『いやだから、まず鬼の足跡を見て、そのあと追いかけて、ノーマンの気配みたいなのがあるからそれと真逆に走って、木の上登ってって言うのを繰り返してたらタイムアップ』

レ「へぇ〜お前も意外と考えてんだな(笑)」

『どういう意味？ム〜！💢ﾎﾟｺｽｶﾎﾟｺｽｶ』

レ「wwww」

ノ「ふふっ」

エ「敵の策(て)を読む､､､か」

ナ「やっぱ違ぇなあの４人は」

ギ「あのレベルが１度に４人､､､ハウス史上初だって」

ナ「あ〜〜〜そりゃママも喜ぶわ､､､じまんの子。

　勉強も運動も異様(・・)に飛び抜けてるもんな」

ギ「そうね」

＿中でも断トツの「頭脳」を持つ天才ノーマン

＿その天才と唯一互角に渡り合える「博識」で「知恵者」のレイ

＿驚異的な「記憶力」と「五感の鋭さ」と抜群の「運動神経」を持ったA

＿抜群の「運動神経」と驚異的「学習能力」で常に他の３人に追随するエマ

ナ「マジ何食ったらああなるんだよ！！」

ギ「食べてる物は同じよ♡きっと私達とは神経系の出来が違うんだわ」

フィ「シンケーケー？」

ド「要するにバケモンなんだよ、施設(ハウス)が生んだバケモン！

　だが常人には常人の戦い方がある、見てな！」

ギ「ドン､､､」

ド「ノーマン、リベンジだ！２回戦やろうぜ！

　次ノーマン以外全員「鬼」！」

((((せこっ))))

『ドン、それは流石に､､､』

ノ「いいよ、捕まらないから」

『さすがノーマンだね』

ド「言ったな〜後悔すんなよ、最後(・・)絶対捕まえようぜコニー」

コ「うん」

『コニーもいよいよ今日で最後かぁ､､､🥹』

ノ「また僕ら先を越されちゃったね」

施設(ここ)での暮らしは永遠じゃない

１２歳になるまでにはみんな里親を手配され、巣立っていく

それもまた慣例(きまり)

『コニー？準備できた？』

コ「どうかな服､､､」

『うわぁ〜可愛い❤️バッチリだよ👍』

コ「よかったぁ、ありがとう」