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ノ「でも僕らにわざと発信器の存在を教えた点を考えると､､､
教えても問題ないってことなら､､､？
簡単には否定できない､､､」
レ「迂闊に触って壊すのも危ない､､､」
ノ「壊すのはあくまで逃げる時」
エ「『ええ！？』」
『じゃあどうするの？壊し方！だって逃げる時にしかわからないんだったらもしかしたら壊れてないっていう可能性も出てきちゃうよ！？』
レ「それなんだけど、この「形」と「大きさ」。ちょっと思い当たることがある。
この件俺に任せてくれないか」
ノ「いいの？」
レ「ああ」
エ「レイが言うなら任せた」
ノ「あとは「全員を連れ出す方法」”みんなママを信じきっていること“と”多分真実に耐えられないこと“
が問題だな」
エ「嘘をついて連れ出すとかになるのかな」
『私はそれには反対！』
エ「え？」
『たとえ真実に耐えられなかったとしても、みんな信じてくれるよ！今まで一緒に暮らしてきた兄弟だよ？
信じてあげようよ！』
ノ「でもいきなり「ママが悪者」なんて言われても混乱するだろ？だから言うのは今じゃないってことだよ」
『そ、れでも､､､私は家族を信じるよ』
レ「まあそれもあるけど、”単純な能力的不足“な」
エ「『レイ！！』」
レ「でも事実だろ？運動が苦手な奴もいるし、ロクに歩けない赤ん坊もいるんだぞ？」
『それはそうだけど､､､言い方の問題よ､､､』
ノ「(＿＿方法は一つ。ママとシスターを､､､)」
エ「それについては考えた！」
ノ「えっ」
エ「考えがあるの」
マ「あら。今日もまた１人で読書なのね。みんなは？」
レ「さあ。森で鬼ごっこじゃない？」
エ「ｺｿ こっち」
『ｺｿ みんなちゃんとついてきてね！』
＿＿ノ「鬼ごっこ？」
エ「そう、鬼ごっこ。ノーマンが鬼でみんなが逃げるの。頭と体を使って」
ノ「遊びのふりをした”訓練“ってことか､､､」
遊びのふりならママにもバレない！
『確かにそうすれば脱獄にせよ、その後にせよの基礎能力は上がる。それに
エ「そう。体の使い方は私とAが。頭の使い方はレイとノーマンが先生で、私たちが生徒」
ラ「おっと！ノーマンはこういうのを見てるんだっけ､､､､､じゃあこっち消して逆側の道に跡つけとこう」
ノ「笑笑」
ド「(ええと､､､風下､､､？こっちか！)」
ノ「､､､､」
エ「ｺｿ しい〜、こっちだよ！」
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年5月28日 21時
