自分で掴む (ページ21)

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エ「え､､､詰んでない？」

レ「詰んでる」

エ「ダメじゃん！！」

『レントゲンとかがあればいいんだけど､､､』

ノ「＿＿でも、仕組みじゃなくても予想はできる。考えれば必ず策はあるはず」

ノ「(発信器さえなんとかできたら､､､！究極あとはママ1人出し抜けば(・・・・・・・・・)
　 (かなり無茶だが)逃走にも踏み切れる。
　考えろ。敵の視で、合理的な支配､､､どこにどんな発信器を埋めればいい？
　どこに、どんな､､､)」

ノ「情報が足りなさすぎる､､､！」

レ「それな」

ノ「(けど見つけなければ､､､！発信器の「場所」と「壊し方」)」

ノ「手詰ま(こうな)ることがわかっていての”余裕“なのかな」

エ「？」

ノ「ママだよ引っかからない？」

時間は有限

焦らせてボロを出させる作戦､､､

でも時間が有限(それ)はママも同じはず

ノ「うまく言えないんだけど、回りくどいと言うか、手ぬるいと言うか､､､」

レ「標的を探す必死さに欠ける？」

ノ「そう！」

発信器からは何の”断定“もできない

たとえ疑われても全ては”疑い“全ては”警戒“の域だ

ママは一刻も早く標的を特定・対処したいはず。なのになんだかこの違和感。

ママは何を考えている！？

ノ「引っかかるんだ。思い過ごしならいいんだけど､､､」

『でも今回のお手伝い、私も引っかかるの』

エ「？このお手伝い？疑いじゃないの？」

『多分それはそうなんだろうけど､､､内容が変じゃない？』

ノ「内容が？」

『そう、だってこんな仕事ママ１人でもできるはずなのにわざわざ“私達に”点検や空き部屋の片付け。まるで誰か来るような､､､。誰かが来る準備をわざわざ私達にさせて余裕を見せているような気がする､､､』

レ「まあそれは否定できねえわな。でもあんま深く考えなくていいんじゃね(笑)？」

『ムー！すぐ私の意見を馬鹿にする！､､､ん〜でも、そっ､､かぁ。そうだね！』

ド「おーい、サボんなよ、年長者〜何も変わってねー！」

エ「！、ごめんごめん。さっさと終わらせよう！」

ド「あーコレまた明日も続くのかな〜」

フィ「ねえママ、エマ達いつまでお手伝いなのーー！？」

フィ「僕、エマとAと遊びたい！」

シェ「ノーマンとー！」

マ「大丈夫。お手伝いは今日までよ」

ピチチ､､､

カランカラン

「「「『え』」」」

やられた！！