4話 “最善” ページ16
『ねえ、レイ!』
レ「うるさい、なんだ?」
『そろそろ気になるよ!』
レ「何が?」
『あの2人、ずっとコソコソしてる!』
レ「まあ、それは俺も気になってたよ」
『ねえ、そろそろ話してもらおう?』
レ「はぁ、んじゃ行くか」
『あれ?本持っていくの?』
レ「置いてくのめんどい」
『めんどくさがり〜(笑)」
レ「おい?」
『うわぁ〜ごめんなさい〜』
レ「ほら、早く行くぞ」
『待って〜」
エマside
__「ロープなんてない?」
ノ「うん、だってハウスに必要ないもの」
エ「!、確かに、、、!!」
ノ「でも」
あれなら必ず
ノ「あった!」
“テーブルクロス!”
エ「“ロープ”ゲット!」
これで塀は越えられる
ノ「さあ、難題はこれからだ」
エ「うん、、、」
“発信器”、、、
そして“全員を連れ出す方法”
エ「ねえ、ノーマン、レイとかAには話しても大丈夫なんじゃないかな?」
ノ「それは僕も考えてた。レイならパニックになったりしないだろうし物知りな分機械にも詳しい
きっと僕らの
エ「レイ“には”?」
ノ「うーん、Aは家族を誰よりも大切に思ってるし、ママのことも大好きだから真実に耐えられるか
どうか、、、」
エ「でも一緒に過ごしてきた仲間だよ、家族だよ!信じよう?」
ノ「(でも5感と記憶力がいいのは戦力になる。まあなんとか信じてもらえるようにするか。けれど、、、)」
ノ「レイには僕から話すよ、だからエマは1度戻って、、、」
レ「なんで?今話せよ」
「「!!?」
『気になったからつけてきた!さあ、話してもらうよ?』
レ「門で何があった?」
エ「え?」
レ「だって明らかに様子おかしかったし、「間に合わなかった」のにお前ら手ぶら、何もねえわけ
ねえだろ、吐け」
ノ「鋭い!」
エ「(やっぱレイも頭いい)」
『教えて!だって2人ともいっつも張り詰めた空気だし、張り詰めた顔して無理した笑顔だよ、、、そんなの
心配になるじゃん、、、』
ノ「(僕たちいつも通りに振る舞っていたのに、、、)」
エ「ケホケホ」
ノ「じゃあ2人とも助けてくれる?」
レ「?、おう」
『??』
ノ「話すよ、僕ら全員ここから逃げなくちゃならないんだ」
ー全てを話したー
レ「鬼、、、農園、、、ママが敵?やばくね?」
「「(飲み込みはっや!)」」
『ッ!ペタン』
エ「A!大丈夫?」
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年5月28日 21時