可愛いあの子は誰のもの？

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エ「ほっはよー！ノーマン、レイ、A！」


ノ「おはよう、エマ」


レ「ほはよーエマ」


『さっきも言ったけど、おはようエマ』


ノ「元気だねぇ、まだ朝ごはん前なのに」


レ「お前歳いくつだ？5歳？」


『ご、5歳』ｸｽｸｽ


レイのお前5歳？という言葉に思わず笑ってしまう。


エ「2人とおなじ11歳！Aまで笑わないでよ〜！私の方がお姉ちゃんなんだよ！？」


レ「ばーか、1歳しか変わんねーだろ笑がAの方がよっぽど落ち着きがあって可愛いわ」


『(か、可愛いって…)』(//･_･//)ｶｧ〜ｯ


レイの可愛い、という言葉に頬が薄桃色に染まる。
熱くなった頬を抑えていると…


ノ「ふふ、恥ずかしいの？そんなとこも可愛いなぁ(´˘`＊)」ｷﾞｭｯ


といってノーマンが抱きしめてくるのでノーマンの腕の中でｺｸﾝと頷く

そんな私たちを見てレイは

レ「おい、離せノーマン(*^言^*)」


となんとも怖い顔をしてました笑


エ「朝からイチャイチャするなぁァァァ！！！Aが可愛いのは今に始まったことじゃないでしょ！」


レ「だまれ5歳児。そしてはなれろノーマン」


マ「ｸｽｯ。エマ、こっち手伝って」


エ「ママ〜もっかい入口からやり直すー！」


マ「どうして？私は好きよ？エマのそういうところ」


エ「中身5歳のところ？」


マ「仲間(かぞく)みーんなをとても大切に思っているところ」


そういってママはエマの左耳から頬にかけてを触る
ママの癖なのかな？
いつも皆にしてる、まるで、何かを確かめるみたいに。


エ「ありがとう」


でも私もママが大好き。


大好きなママ、大好きなみんな。

血の繋がりはなくても大切な家族。



ハウスは私の''家''だった。



全て私の、私たちの普通。


10年間疑ったことすらなかった、当たり前の日常。



マ「時間通りね、いただきます。」

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