第70話 見たことない景色 ページ22
A「エマー!レイー!トーマ!クリス!みんな無事!?」
エマ「A!私とクリスは無事だよー!」
トーマ「ギャアアア!!なんか虫いる!!」
レイ「聞こえたか!?俺達も無事だ!」
しばらくその場にいると、ちょっとずつ目が慣れてくる。
エマ「A!」
A「エマ!クリス!レイ!トーマ!」
振り向くと、エマ達がいた。
エマ「ここ…地下…?」
レイ「ああ、多分。」
A「もしかして、みんなもここに?」
レイ「探そう。」
チカッ、チカッ
クリスティ「エマ!」
ギルダ「エマー」
エマ「!ギルダ!?ギルダー!!」
ドン「エマだ!エマー!!」
光を頼りに、みんなの所に向かう。
エマ「よかった。みんな、何ともなくて。」
クリスティ「ねぇ、エマ!見て──」
クリスが指差した方を見ると、見たことない景色が広がっていた。
レイ「何だ、この空間は…」
クリスティ「根っこすごーい!!」
アンナ「まるで、木の根でできた洞窟ね。」
ロッシー「なんだか海の中みたいだ。」
トーマ「うわっ!もうだから来んな!」
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A『ねぇ、お兄ちゃんは「外」に出たら、何したい?』
ノーマン『僕は、いろんな場所に行って、見たことないものを見てみたいな。』
A『お兄ちゃんらしいね!』
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A「お兄ちゃん…」
私は、涙ぐんだ。
エマ「とにかく、まずここから出よう。」
ブチッ
エマ「ダメか…どの根も登れるほどには強くない。」
ギルダ「この上から
ドン「とりあえず進もう。そんで出口探そうぜ。」
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年6月11日 2時