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第46話 信じる覚悟 ページ47

A「ドン!」

エマ「ギルダ!」

ギルダ「エマ…A…」

エマ「ごめん!私が甘かった。私、解ってなかった。信じるって覚悟が足りてなかった。」

A「二人は信じてくれたのに…本当にごめん!」

ノーマン「僕からもごめん。」

ドン「うっ!いや…その…俺も、つい殴ったりしてごめん…
大丈夫…じゃないよな!まず医務室行こう!」

ノーマン「平気平気。」

ギルダ「勝手な行動をとったこともごめんなさい。」

ドン「うん…レイが怒るのも当然だ。」

ドン・ギルダ「その…本当に…」

二人は、猛省していた。

ノーマン「ほら、レイ。」

レイ「…あー、もういいよ!万一の場合は、全部俺が何とかするから!…俺も…色々悪かった…ごめん。」

A「もう嘘はナシだから…改めて聞かせて。
しくじれば死ぬ。「外」は最悪(てき)の世界。」

エマ「それでも一緒に逃げてくれる?」

ドン・ギルダ「当たり前(・・・・)だろ/でしょ!!」

ドン「俺達も信じてもらえるよう、頑張る。」

ギルダ「だから、協力させて。」

A「ドン…ギルダ…!」

エマ「ありがとう…!」

ノーマン「さぁ、次は「下見」の計画だ。
早速だけど、二人に仕事を頼みたい。」

──11月1日 水曜日

みんなが遊んでいる中、私とお兄ちゃんとエマは洗濯物を干していた。

エマ「なんか、正直に話せてスッキリした。」

A「ねっ!」

ノーマン「うん。」

A「ねぇ、お兄ちゃん。ちょっと相談があるんだけど…」

ノーマン「うん?」

A「エマと考えてみたんだ。「全員を連れ出す方法」。」

私は、お兄ちゃんに話した。

エマ「無茶かな…?」

ノーマン「無茶だね…」

A「でも、このママの隙は突けると思うし」

エマ「現実(・・)に全員で逃げるにはこれしかないと思う。」

ノーマン「うん。」

第47話 バレた→←第45話 信じてなかった



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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年6月6日 2時

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