第41話 外 ページ42
ドン･ギルダ｢…｣
エマ｢大丈夫。普通にしてれば大丈夫だよ。｣
ギルダ｢うん…｣
ドン｢夕飯の準備してくる…｣
エマ｢あとから行く。｣
ﾊﾟﾀﾝ
ノーマン｢…さて｣
エマ｢今、探るべきこと｣
エマ･ノーマン･レイ･A｢｢
レイ｢
A｢でも、超えるだけじゃダメだよね。
エマ｢うん。次は逃げ道の｢
ノーマン｢改めて、この脱獄は段階が3つ。1、
そして
次は第2段階、ここからは｢外｣だ。
“追手をかわし農園から無事に離れる”、そのための下見下調べ。｣
レイ｢まずは、農園
例えばこの農園が、森の中にあるのか、砂漠の中にあるのか、その違いによっても、持って出る物一つ変わってくる。｣
A｢砂漠じゃないと思う。木の上から塀の向こうを見た時、森が見えたから。｣
レイ｢だからそういうの、しっかり確かめるの。｣
ｺﾝ
A｢てっ｣
レイは、私の頭に何かを当てた。
A｢双眼鏡!?｣
レイ｢昔、手に入れた
塀に上って、｢外｣を見る。
ママとシスターの目を盗んで無茶するなら、
ノーマン｢今一度塀へ！明日以降、早い内に調べよう。｣
A｢うん！｣
エマ｢ねぇ、出てからの話、もう一個いい？｣
ノーマン｢？｣
エマ｢紹介したい人がいます！｣
A｢紹介したい…人？｣
私とお兄ちゃんとレイは、首を傾げた。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年6月6日 2時
