54.クリスマスとインターン ページ8
「チョコフォンデュの準備、間に合ってよかった〜！」
「芦戸くん、デザートは食後に食べるように！」
「Aちゃんチキンほぐそうか？ それとも骨のまま食べる？」
『そのまま食べてみたい……！』
「ジュースいっぱいあるから、おかわりしたかったら言ってね！」
「アイスも買ってあるぞ！」
『うんっ！ えへへ、どれからたべようかまよっちゃうね』
ものすごく嬉しそうに破顔するA。
乾杯した瞬間から、寮内は楽しそうなざわめきで溢れていた。
Aもその雰囲気を楽しんでいるようで、ずっとにこにこしながらお皿いっぱいに食べ物を取っている。
その様子を微笑みながら見ていると、Aは少しいたずらっぽく笑って言った。
『しょうと、からあげいる？』
「？ ああ」
『はいっ、どうぞ！』
唐揚げがどっさり盛られたお皿を差し出し、ムフッとドヤ顔をするA。
何かと思えば、俺がいつもやっている“Aにお皿を差し出す”ということをやりたかったらしい。
思わず小さく吹き出し、「ありがとう」と言ってお皿を受け取った。
テーブルの上の料理が半分くらい無くなってきた頃、ジュースをゴクリと飲んだ切島が言った。
「インターン行けってよ。雄英史上最も忙しねェ1年生だろコレ」
その言葉に、少しだけざわめきが収まる。
耳郎は、隣りに座っている麗日と蛙吹に「二人はまたリューキュウだよね」と尋ねた。
麗日も「そやねぇ」と頷いて答える。
ガチサンタの飯田は、少し気遣うような表情(をしているように見える気がする動き)をして緑谷に問いかけた。
「緑谷くんはどうするんだい、その……ナイトアイ事務所……」
「センチピーターが引き継いでんだろ！？ 久々に会えるじゃねェか！」
「僕もそう思ってたんだけど……」
切島の言葉に、緑谷は頬をかきながら「電話したら、サーが一人でやってた仕事がいっぱいで、引き継ぎとかで余裕がなくてって」と答えた。
「
「そっかぁ」
「任意参加だった前回と違って今回は課題だから、学校で紹介してくれるって……」
「ほおー。あー、じゃー……」
切島は、上鳴と芦戸にサンタ服と帽子を着せられそうになっている爆豪に目線を移した。
「爆豪はジーニストか！？」
「あ！？」
切島に意識が移った一瞬を突いて、上鳴が爆豪に帽子を被せた。
一連の動作に、Aはパチパチと手を叩いていた。
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あや(プロフ) - めいめいさん» めちゃくちゃ健康的で何よりです笑 これから結構怒涛の展開になる予定なので、ぜひぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです！！ (1月10日 22時) (
レス) @page26 id: 021ff3b1be (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - あ''ーマジ泣く これからの展開が楽しみ過ぎて夜しか眠れん (1月10日 22時) (レス) @page26 id: 19d12ec8ba (このIDを非表示/違反報告)
冬美(プロフ) - あやさん» 出来てよかったです！ (12月8日 17時) (レス) id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 冬美さん» 出来ました〜！！ 本当にありがとうございます…！！😭✨ (12月8日 14時) (レス) id: 6508c9a6a6 (このIDを非表示/違反報告)
冬美(プロフ) - たしか*←だったと思います！ (12月8日 10時) (レス) @page14 id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月木あや | 作成日時：2023年11月7日 20時
