65.イレギュラー ページ19
Aに構いまくるミッドナイトを横目に、先生たちは少し申し訳無さそうに言った。
「勉強中だったのにごめんね」
「俺たちも少しAちゃんが心配でな。普段騒がしい中にいるから、寂しがってるんじゃないかと思って」
「セッカクノ兄妹水入ラズノ時間ダトハ思ッタガ、賛成多数デ来テシマッタ」
「でもまさか勉強してるとは思いませんでしたね」
「教師らしからぬ発言だなぁオイ！」
「俺たちも負けてはいられんな！」
「それで、もし二人が良ければ一緒に年越ししないかと思ってな」
ワイワイガヤガヤ。
普段のA組に負けず劣らずの騒がしさに、なぜか少し安心感を覚えた。
Aをチラリと見ると、ミッドナイトと楽しそうにじゃれ合っていた。
「A、先生たちが夜まで一緒にいたいって言ってるけど、いいか？」
『いっしょにいてくれるの！？ やったぁ！』
Aはパァッと顔を輝かせた。
ミッドナイトは「やだもうこの子かわいいわね」とAを撫でくりまわした。
たしかに突然で驚いたが、実際とてもありがたかった。
退屈していたAも、ミッドナイトを中心に先生たちに遊んでもらって楽しそうだ。
少し騒がしいが、俺も集中して復習に取り掛かることができる。
「もう少しで復習終わるので、A見ててもらってもいいですか」
「もちろん！ それにしても、ホント偉いわよね」
「わかんないとこあったら言えよ、今なら質問し放題だぜ！」
「ありがとうございます」
こんな人数の先生たちに囲まれるというイレギュラーに少し落ち着かないが、俺はまた復習に集中し始めた。
――――――――――――
No Side
「共有スペース、ちゃんと整頓されてんなー」
「そりゃあ共有スペースですからね」
「なんだか不思議な気分だな。普段生徒が過ごしてるところで飲むなんて」
「子ども近くにいるんですから、少しにしてくださいよ」
「わかってるさ」
スナイプが缶を開けたのを合図に、他の先生たちも各々酒やジュースを開ける。
つまみも買ってきていたらしく、柿◯ーや唐揚げなどをお皿に広げていた。
「二人は事情がありますけど、他にも帰省しなかった子っているんですかね」
「俺の子たちは全員帰ってたな」
「俺のクラスもです。まあ特別理由が無ければ帰りますよね」
「残ッテイテモメリットハ無イカラナ」
「強いて言うなら質問し放題だな」
「ソレハメリットナノカ」
「一部限定だな」
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あや(プロフ) - めいめいさん» めちゃくちゃ健康的で何よりです笑 これから結構怒涛の展開になる予定なので、ぜひぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです！！ (1月10日 22時) (
レス) @page26 id: 021ff3b1be (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - あ''ーマジ泣く これからの展開が楽しみ過ぎて夜しか眠れん (1月10日 22時) (レス) @page26 id: 19d12ec8ba (このIDを非表示/違反報告)
冬美(プロフ) - あやさん» 出来てよかったです！ (12月8日 17時) (レス) id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 冬美さん» 出来ました〜！！ 本当にありがとうございます…！！😭✨ (12月8日 14時) (レス) id: 6508c9a6a6 (このIDを非表示/違反報告)
冬美(プロフ) - たしか*←だったと思います！ (12月8日 10時) (レス) @page14 id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月木あや | 作成日時：2023年11月7日 20時
