57.ひとそうどう ページ11
たのしいじかんはあっというま。
きがついたらデザートもたべおわってて、エリちゃんはもうかえるじかん。
『エリちゃん、またあそぼうね』
「うん、また遊びに来るね！ 次はもっといっぱい遊ぼう！」
『うんっ！』
そんなやくそくをして、エリちゃんはかえっていった。
ちょっとさびしくてしょんぼりするわたしに、しょうとは「またすぐ会えるぞ」とあたまをなでてくれた。
わたしもおさらをはこんでかたづけのおてつだいをしていたとき、しょうとはもしゃもしゃのおにいさんとかつきおにいさんにこえをかけた。
「もし行く宛が無ェなら来るか？
「ッおいテメェ！！」
エンデヴァー。
おとうさん。
かつきおにいさんがしょうとのシャツをつかんだうしろで、わたしはしゃがみこんだ。
くるしい。
いたい。
むねがドクドクしてる。
やだ、やだ。
ききたくない。
いきがくるしくなってぎゅってシャツをにぎったわたしのせなかを、もしゃもしゃのおにいさんがさすってくれた。
「Aちゃん！ 聞こえる？ ゆっくり息して。大丈夫だよ、怖くないよ」
「A！！」
かつきおにいさんのてをふりはらって、しょうとはわたしにかけよってきた。
ほかのおにいさんとおねえさんたちも、ざわざわしてる。
「ッ……悪い、俺が余計なこと言ったから……」
「轟くん、それは後で！ 今はAちゃんを落ち着かせてあげないと……！」
「どけテメェら」
しょうとともしゃもしゃのおにいさんをおしのけて、かつきおにいさんがわたしのまえにあぐらをかいた。
わたしをあしのうえにすわらせ、くびをかたにのっけてせなかをさすってくれる。
「俺と合わせて呼吸しろ。すぐ苦しくなくなる」
はっきりというかつきおにいさんに、わたしはちょっとあんしんしてちいさくうなずく。
かつきおにいさんのこきゅうにあわせてかたがあがったりさがったりするから、こきゅうのタイミングがわかりやすい。
すこしのあいだそうやっていたら、だんだんといきがくるしくなくなってきた。
わたしのいきがふつうになったのをみて、かつきおにいさんはまたこえをかけてくる。
「落ち着いたか」
『……うん。ごめんね』
わたしがかつきおにいさんからはなれると、しょうとがしゃがんでてをにぎった。
「悪かった……分かってたのに、俺が余計なこと言っちまったから……」
『ううん、だいじょうぶだよ』
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あや(プロフ) - めいめいさん» めちゃくちゃ健康的で何よりです笑 これから結構怒涛の展開になる予定なので、ぜひぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです！！ (1月10日 22時) (
レス) @page26 id: 021ff3b1be (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - あ''ーマジ泣く これからの展開が楽しみ過ぎて夜しか眠れん (1月10日 22時) (レス) @page26 id: 19d12ec8ba (このIDを非表示/違反報告)
冬美(プロフ) - あやさん» 出来てよかったです！ (12月8日 17時) (レス) id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 冬美さん» 出来ました〜！！ 本当にありがとうございます…！！😭✨ (12月8日 14時) (レス) id: 6508c9a6a6 (このIDを非表示/違反報告)
冬美(プロフ) - たしか*←だったと思います！ (12月8日 10時) (レス) @page14 id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月木あや | 作成日時：2023年11月7日 20時
